俺らの邪魔すんな【呪術廻戦】

なんだアレ ページ4

ここまでが中学までの俺の話。



言ってもまぁ、高校から俺の生活ガラッと変わるとか無くて普通に過ごしてた。


初見の人は俺のこと見て女だと思ってたらしいけどね。

まぁ、制服スカートだし。髪長いし、無理ないか。







そんでもって一昨日、宮城県にあるらしい一色の分家に届けるものがあるらしく俺が駆り出された。


普通本家の人間にそんなことさせるかね？



聞けば本家の人間がいないと立ち入ることができない書庫があるらしい。



学校には１週間の欠席届を出して出発。






で、今日



届け物も必要な文書も大切な書庫も、全部用事は済ませてもう夕方だと一息つき部屋で寛いでいると、グリムジョーが話しかけてきた






_____「おいA」



「どうしたのグリムジョー」



_____「今夜、少し行くところがある」



「なにそれ面白そう。俺お前と抜け出すのチョー好き」



_____「ハッ！おもしれぇモンが見れるぞ」



「へぇ」






おもしれぇモン、か



より楽しみだな…









( )









と、考えてたのが2時間前




仮の屋敷を抜け出してグリムジョーに言われるまま走っていると何処からか爆発音が聞こえてきた。

音の発生源は…



ぐるっとあたりを見渡すと少し大きめの建物から煙が立っていた。


グリムジョーが言ってたのってアレのことかな。




そう思ってそっちに向かって走っていく。


特になにも言われないのであの建物のことなのだろう。なにがあるんだ…？

グリムジョーのことだから強そうな呪霊見つけたとか？それとも呪術師？



そんなことを考えながら走るとすぐに着いた。


杉沢第三高校…？


ここ、高校か！




え、高校で爆発音て何事だよ。思考を始める頭とは別に体はそわそわしだす。


強いのがいるのかな。戦ってみたいな。俺たちとどっちが強いかな。



見上げると再び砂煙が立ち上ったかと思えばシン、と静まり、あたりは静寂に包まれる。

あれ、終わっちゃったのかな。


そう考えたのも束の間、手すりの上に影が立ち何か叫んでいるのが聞こえる。




んー…ここからじゃ良く見えない


なんだアレ

呪術師だってさ→←記憶

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す