検索窓
今日:13 hit、昨日:16 hit、合計:338,092 hit

ほら見たことか ページ18

六本木に行く、と言われ五条さんの後をついていくと着いたのは煌びやかな都市とは掛け離れた廃ビル。


ほら見たことか。この人は悪い大人代表だ。

横で「嘘つきー!」と叫ぶ2人はこのいかにも胡散臭い目隠しが本当に連れて行ってくれると思ったのだろうか…






「近所にでかい霊園があってさ廃ビルとのダブルパンチで呪いが発生したってわけ」



「やっぱ墓とかって出やすいの?」



「ああっ!?」



「墓地そのものじゃなくて墓地イコール怖いって思う人間の心の問題なんだよ」



「へぇー」



「学校とかも似た理由でしたね」






そうなんだ、初めて知った。

こういうことグリムジョーは教えてくれないからなぁ。



呪術師が度々出入りしていた俺の生家でもそうだったか。

確か夜の仏間の前とかは給仕たちが急いで通ってたな… そういう理由か。







「ちょっと待って。コイツらそんなことも知らないの?」



「実は…」









( )









 









( )









 









 









( )









 









「飲み込んだ!?特級呪物を!?しかも一色(こっち)も体ん中になんかいんの!?」



「指差すなよ」



「うう〜きっしょ!ありえない!衛生観念キモすぎ!無理無理無理無理無理!」



「んだと!?」



「これは同感」



「君たちがどこまでできるか知りたい。ま、実地試験みたいなもんだね。

野薔薇、悠仁、A、3人で建物内の呪いをってきてくれ」



「げっ!」






「げっ!」ってなんだ「げっ!」って、こっちのセリフだボケ。


なんでそんなことわざわざ俺が。

ヤダよ、釘崎めんどくさそうだもん…



このくらい釘崎と虎杖で良くね?

別にお上りさんじゃないよ、俺。






「あぁ、それから」



「ん?」



「宿儺は出しちゃダメだよ。もちろんグリムジョーも。あれらを使えばその辺の呪いなんて瞬殺だけど近くの人間も巻き込まれる」



「分かった、宿儺は出さない」



「こんな弱いモノなら頼んでも出てきません」






釘崎に早くしろ、と急かされ、俺と虎杖は後をついていくように廃ビルの中に入った。

彼ら→←釘崎野薔薇



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (166 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
449人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

蓮夜 - BLEACHですか!?かっこいい!!!めっちゃ面白いです。応援してます!!! (5月20日 14時) (レス) @page3 id: 574d664119 (このIDを非表示/違反報告)
〇〇(プロフ) - 続編ぜひ、読みたいです!読んでる側からしたら、いい所で区切られたからこそ気になっちゃいます笑 (2021年1月13日 22時) (レス) id: a30ea6f0a7 (このIDを非表示/違反報告)
朱希 - 凄い面白い更新頑張ってください (2021年1月13日 12時) (レス) id: f434abfcd6 (このIDを非表示/違反報告)
はまぐり(プロフ) - めちゃくちゃ面白い…神作品!!めっちゃやばい!(語彙力) (2021年1月6日 10時) (レス) id: fe50b1b3b6 (このIDを非表示/違反報告)
2代目(プロフ) - 第6十刃!!!神ですか!?神!?更新頑張って下さい! (2021年1月4日 22時) (レス) id: 7fe9481e51 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2020年12月31日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。