あ。国見ツインズさせていただいてます。【ハイキュー】

よんじゅうきゅう ページ4

「っあー……とうとう大会かぁ………」


「なに、寝不足？」


「いや、昨日は10時には寝てた」


「早ぇ」




いわゆるいつメン(俺、英、金田一)は今朝も仲良し



今の状況を説明すると、眠たい俺を英が引っ張って、俺を引っ張る英を金田一が引っ張ってる


大きなかぶかな？




「もう一回見とかないとな。烏野一年生コンビのあの強烈な速攻」


「はい」




烏野の速攻と聞いて脳がだんだんと覚醒してきた


そっか…！


また見られるんじゃん、あの超速攻！




「及川はどうした？」


「え、えっと…」


「なんだ。早く言え」


「……外で他校の女子につかまってます」





「……岩泉」


「はい」




などと考えている間に岩泉さんは何処かへ行ってしまい、俺たちは会場の中へ


え、置いてっていいの？

トイレ？


英に聞こうと体を起こし、自分で歩く




「岩泉さんどこいくの？」


「どこいくの？」


「お前らなぁ…」




結局英も分からず金田一に聞いていた

どうやら外で他校の女子に絡まれている及川さんを連れ戻しに行ったらしい



岩泉さんに引っ叩かれてそう、ぶふっ




それはそうと、一試合目の烏野ちゃんと見ておかないと。

体育館内に入るとギャラリーにまで伝わってくる熱気



下を覗くと、ちょうど烏野がアップをとっていた




「あ、らっきょヘッド」



「「ぶふっ」」


「らっきょヘッドってなんだ？」


「お前以外にだれがいる」


「金田一以外に誰がいんのさ」




「ツインズも！」




「「ツインズって何」」


「お前ら以外誰がいんだよ」




日向くんに「ツインズ！」声を上げられ不思議に思うも、金田一が何か言ってる


は？俺ら？




「と…」




「やっほー！飛雄ちゃん、ちびちゃん！元気に変人コンビやってる？」


「大王様……」


「痛っ！痛いよ、岩ちゃん」





何やっとんのやアンタ方


コントか



コートからギャラリーまでお構いなしに話しかけてくる日向くんは放っておいて、よっこらせ、と英の横に座る




「あれ、リベロいたっけ？あとあの髭の人…コーチも増えてる…」


「なんでもいいよ、勝つし」


「良くない良くない」




うーん、前向きなのは良いことだけど、めんどくさがってんな？

俺にはわかるぞ



……それにしてもあのリベロ



どっかで見た気が…………



うーん、思い出せない…………




ﾋﾟｯ




「「「お願いしまァす！！！」」」





お、隣は伊達工


向こうも始まったみたいだ




はやく、試合しよう……！！

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