ごじゅうろく ページ11
NOside
「ポジションはミドルブロッカーだが、なんでも器用にこなす。最近話題の国見ツインズの片割れ」
「アッ、13番とそっくり！！」
��国見ツインズ��
監督・コーチ陣の中ではちょっとした有名人
1年でありながらあのタッパと器用さが主に話題の中心である
一度プレーを見ている日向、影山も食い入るようにコートを見つめている
「レフトォォ！！！」
ｯﾀﾞｧﾝ
「ひぃぃぃいい！」
「さ、3枚…」
見事3枚ブロックを打ち抜いたAにビビる東峰と、驚く武田
他の部員も目を見開き、驚いているが、烏養だけは違った
「今の力技もすげぇが多分マグレだな。アイツの本当の売りは体幹とテクニックだ」
マグレで3枚ブロック抜かれちゃ冗談じゃない、と思いながらも烏養の言葉に耳を傾け、コートの中のAを追いかける一同
その直後、Aがフェイントを使い点が青城に入る
「え、今の絶対強打だと…」
「デカいの一発、ましてや3枚ブロック打ち抜くほどのスパイク見せておけば相手は警戒して少し後ろで待ちたくなるだろ？」
「た、確かに」
「…すげぇ」
「本当に1年かよ」
しかも今のはレシーブが乱れ、ちゃんとしたトスではなかったのだ。にもかかわらず、決めてみせた
それぞれが声を上げるが、その内にも青城が優勢で試合はどんどん進む
それと同時に烏野はどんどん険しい顔になっていく
「今日は双子で攻撃仕掛けてこないのか…」
「？？」
「13番と15番、双子というだけあって息ぴったり。お互いがお互いの足りないところを補ってプレーをする」
「その分、攻撃は重く、守備は堅いものになっていく、ですよね」
「わかってるじゃねぇか影山」
影山は個人として青城の練習試合を観に行っていたのだ
その時はAはスタメンだった
改めて青城がとんでもないと思わされ帰ってきたのは記憶に新しい
「まぁそんなに構えるな。相手は同じ高校生だ、どんなに上手かろうとできないことはある」
烏養の一言で少しだけ和らぐ空気
それでも各々に思うところがあった
「センタァー！！」
Aがトスを呼び、及川が上げる
問題はその後
「ア"ッ」
「どぇっ、！」
「えっ、」
顔面にボールが当たったのだ
これにはみんな目を丸くしている、というか少し笑っている
「が、顔面…」
「ぎゃはははは！」
冷静に分析する澤村だったが周りの声がうるさすぎて答えにまで辿りつかない
コートの中でも笑いが起きている
ここで、15番の脅威がそのジャンプ力だということに気がついたのは約数名であった。
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宮(プロフ) - しのはさん» はじめまして、コメントありがとうございます！ そんなっ、素敵だなんて、照れちゃいます…嬉 (2021年8月25日 22時) (
レス) id: 7e744ae5d4 (このIDを非表示/違反報告)
しのは - 初めまして。しのはと言います！とても素敵な作品でした〜！続き楽しみにしてます！！ (2021年8月24日 16時) (レス) id: 51838f05e5 (このIDを非表示/違反報告)
宮(プロフ) - 京凛さん» ありがとうございます！ちょっと今、リアル多忙なのでできる時に少しずつ進めていきますね！！ (2021年6月27日 23時) (レス) id: 7e744ae5d4 (このIDを非表示/違反報告)
京凛(プロフ) - 応援してます！！ (2021年6月27日 21時) (レス) id: c8e77dbc20 (このIDを非表示/違反報告)
京凛(プロフ) - めっっっちゃ好きです!大好きです!更新頑張ってください！！ (2021年6月27日 21時) (レス) id: c8e77dbc20 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：宮 | 作成日時：2020年6月28日 12時
