あ。国見ツインズさせていただいてます。【ハイキュー】

よんじゅうろく ページ1

NOside





「ブロックフォロー、ちゃんと入れ！見てんじゃねぇぞ！」


「すみません！」


「これが最後の一球。って思ってくらいつけ！

そうじゃなきゃ、今おろそかにした一球が！試合に泣く一球になるぞ！！」




烏野高校バレー部


彼らも青城男子バレー部と時同じくして、怒られ、走って、跳んで今日も練習に励んでいる




「ナイスだ日向！」


「すぐ起き上がれ！もう一本！」


「はい！お願いしやす！」








．








練習が終わり、体育館

何やら面白いものを見つけたようで数名の部員たちが一ヶ所に集まって何かをのぞいていた。




「本当だ！すげぇ」


「写真でけぇ！」


「だろ？」


「なになに、うわぁ！！」


「なんすか？どうしたんすか？」




東峰の声を聞いて日向たちも西谷たちの所に集まり、田中が日向に見ていた雑誌を見せる。

そこには超高校級エースとして注目を集める牛島若利のページが開かれていた。


彼らに取っては、青葉城西よりもさらに格上の倒さなければならない相手である。




「今年の高校生で、特に注目ってなってる三人の中に、白鳥沢のウシワカが入ってるんだよ」


「白鳥沢って影山が落ちたところ？」


「うるせぇ！」


「で、ウシワカって？」


「何だ知らねぇのか？」


「日向は小さな巨人ばっかだもんなぁ」


「ウシワカっつうのは、県内で間違いなく今、ナンバーワンエースの牛島若利だ」


「うーん、これぞまさにエースって感じだよなぁ」


「おい！何でこっち見てる！」




澤村の言葉で雑誌に集まっていた視線が全て烏野のエース、東峰へ一直線に


その視線に耐えられなくなり、声を上げる東峰


皆から少し離れたところで落ち込む東峰を西谷が慰める




「影山、こんなやついるところに行こうとしてたんだなぁ」


「そんであれだろ？超高校級エースに向かって、もっと早く動けへたくそ！、とか言っちゃうんだろ？」


「言いませんよ！」


「これを倒さないと、音駒とは戦えない」

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