あ、ども。国見ツインズやってます。【ハイキュー】

じゅうはち ページ19

英からシューズを受け取り履く

久しぶりだな……この感じ………


腹の底からぞわぞわする

英は準備に行った




「俺も手伝います」




もうほとんど終わっているが手伝いを申し出る

が、いいからいいから。と言われ大人しくストレッチをする


さすがにボール触らないとやばいな

うーん、と考えていると及川さんがこっちに走ってきた




「Aくーん！」


「なんですか？」


「チーム誰と一緒がいいとかある？」


「ないですね。皆さんレベル高くて、むしろ俺が足引っ張ると思うんで」


「嬉しいねぇ。じゃあ、こっちで勝手に決めてもいい？」


「いいですよ。あ、でも、英とは別のチームでお願いします」


「はいよー」




そう言って三年生の方々の輪に戻っていった

あの人もなんだかんだ主将やってんだな。バランスを見て考えてくれているらしい




「やぁーだぁー！！俺はAくんと同じチームがいいのー！！！」


「お前は黙ってろ！」



ｺﾞﾁﾝｯ




多分…………

ゲンコツいたそうだ……




「あ、えっと、国見」


「？はい」


「15分後に試合始めるみたいだからそれまでストレッチなりボール触るなりしていて大丈夫だ」


「ありがとうございます」




矢巾さんがサラッと話しかけてきて、そのまま向こうに歩いていってしまった

あの人、今日の試合で及川さんが来るまでセッターやってた人だよな？

そんなすごい人だったんだ、と俺を部活に誘うために教室まで来た時とのギャップに驚く。


そっから俺は壁打ちしたり、オーバー、アンダーその他もろもろを軽くチェックしようかとボールを手にする

けど、さすがに一人じゃなぁ……



あ、




「日向くん、影山くん」


「！はい！」


「ちょっと、アップ手伝ってくれない？」


「今行きますっ！！」




ダダダダダッと効果音がつきそうなくらい騒がしく降りてきた二人

二人にちゃんとシューズを履いてもらって、コートを半分貸してもらえるようお願いして、移る




「スパイク…… 打ちたいけど、先にレシーブの感覚戻さないといけないや。そっち側から思いっきり打ってくれる？」


「「うす！！」」


「おし！」




さっきも見てたけど、影山くんのセットアップ綺麗だな

しかも日向くんもよく跳ぶ



ﾀﾞｯﾀﾞｧｯﾝ！！




「う、わぁ…やっぱ生で見るとちがうわ…」


「ありがとうございます！！」


「次は取るから、もっかい！！！」








ﾊﾟｧﾝｯ





「うし！！！」


「スッゲェー！！！」




この腕がジンジンする感じ



楽しい

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