嫌いなもの ２ ページ45
ゴチンッ！ゴチンッ！！
「いだｯｯ！！？」
「ぐあァ！！？」
「お前らなァ、自分たちも好き嫌い多いからって適当言うんじゃねェよい！Aに悪影響だ！」
おおっと、ここで独自の理論を繰り広げる2者の頭にマルコから愛の鉄拳が入ったぁー！！！
自然系の悪魔の実の能力者であろうが屈強な男たちを統べる隊長であろうがこの拳には敵わないー！！！
何を隠そうこの2人、野菜は食べないわ魚は好まないわ味付けもうるさいわで問題のある奴らなのである。
ちなみに味にうるさいのはハルタだけだが。
「いいか、よく聞けバカども。お前らはもうある程度の成長はしたと言っても過言ではないよい！！」
「なにをう！？僕だってまだ伸びるもんね！！」
「俺だってまだデカくなるぞ！！」
「聞け！！お前らはもう大人とほとんど変わらないデカさだが、Aはどうだ？まだ言葉も満足に話せない幼子だよい」
「「ウッッ」」
「お前らはいいさ、何食べたってエネルギーになる。多少野菜食わなかったくらいで死にゃあしねェ。
しかしだな、子供のうちから好き嫌いさせると不健康になっちまう。それに、Aは女の子だよい」
いつの間になら正座してマルコの話を聞くエースとハルタ。
流石は鬼の1番隊隊長。
そこからマルコは理解ができてなさそうな脳筋にコンコンと言い聞かせ続け、終いには「すみませんでした」と2人が謝る始末。
Aがマネしないことを祈るばかりである。
「ったく、これだから風邪も引いたことないような奴らは………」
「そりゃ、お前自分のことも言ってんのかい？」
「うっせ、」
もはや恒例ともなりつつある末っ子と長男のこのやりとり。面白そうに周りも見るだけで特段止める様子もない。
イゾウもそうだが、なんだかんだ下の者たちが可愛くてしょうがないのだ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 942人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ひかり(プロフ) - 平和すぎてなんか友達とたけのこ派かきのこ派か口論してんの馬鹿らしく思えてきました笑 (10月17日 20時) (
レス) @page46 id: 4dc97dea49 (このIDを非表示/違反報告)
ロイ - みんな、メロメロでおもしろい！更新楽しみにしてます！ (9月2日 13時) (レス) id: 97a54b5f8a (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - やっぱり幼女は世界を救いますよね（） (8月27日 15時) (レス) @page41 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
こーへい - 妹が可愛すぎる！（グハっ！！！！） (5月27日 18時) (レス) @page28 id: 3e75524924 (このIDを非表示/違反報告)
文ストオタクの一般人 - 妹ちゃん優しすぎます！！ (2023年4月11日 12時) (レス) @page28 id: 14fd5e9416 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：宮 | 作成日時：2023年2月23日 4時
