お手伝い ４ ページ16
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「Aー！ちゃんといい子にできたー？」
「はぅた！！おてちゅたいがんばった！」
「よしよーし！えらい！！」
「なに！？今日はAが手伝いしたのか！」
「可愛いなぁ！！」
ばびゅん！！と音がしそうな勢いでハルタが駆け寄っていったと思えば、「お手伝いできたよ！褒めて！」と言わんばかりのAに撃沈。
可愛いもんなぁ………
他の奴らも「お手伝い」のひとことにAの頭を撫でてからこっちにメシを取りにくる始末。溺愛半端ねぇよ。
大体全員が取りに来たところで、俺も席につき食べ始める。
すると、何かを見つけたのか横に座っていたはずのAは作ったポテトサラダを持って走っていく。
その先には既に自分の飯を取って座っている我らが長男様が。くそぅ、あいつには勝てねぇってか。ちくしょう。
「まぅこ！」
「うん？なんだよい、A」
「こぇ、たべて！Aがつくったの！」
「ン！？Aが作ったのかよい！？」
「そうだよ！！」
驚きを隠せないマルコをみてくつくつと笑う俺や他の隊長たち。そして同時に羨ましい。
食べて！食べて！とマルコがポテトサラダを口にする瞬間を待ち侘びる２歳児。なんて可愛らしい光景。
じゃあ、ありがたくもらうよい。そう言ってスプーンいっぱい掬って口に運んだ。
「ウマいよい」
「え！ほんとに！わぁーい！！」
「ホントだよい。サッチに教わったのか？」
「うん！しゃっちとみんなとつくったの！」
「そうかい、良かったな。ありがとねぃ」
ぴょんぴょんと小さく跳ねるAの頭に手を置き、笑うマルコ。
イイトコ取りじゃねぇかこのやろう！！俺っち頑張ったのに！！
ムキィィィィ！とハンカチを引っ張りたい気持ちを抑え、見守る。
「そうだ、せっかくならオヤジにも持ってってやってくれねぇか？」
「ぱぱ？」
「あァ。絶対喜ぶよい」
オヤジが喜ぶ
その言葉にパァァァ、と花を飛ばす愛らしい妹。
「パパのとこいくね！」と言って可愛らしい仕草でAは食堂を出て行った。
兄離れしたらヤダなァ…………
あんなに可愛い妹にウザがられたら生きていけないかも、！！！(真剣)
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ひかり(プロフ) - 平和すぎてなんか友達とたけのこ派かきのこ派か口論してんの馬鹿らしく思えてきました笑 (10月17日 20時) (
レス) @page46 id: 4dc97dea49 (このIDを非表示/違反報告)
ロイ - みんな、メロメロでおもしろい！更新楽しみにしてます！ (9月2日 13時) (レス) id: 97a54b5f8a (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - やっぱり幼女は世界を救いますよね（） (8月27日 15時) (レス) @page41 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
こーへい - 妹が可愛すぎる！（グハっ！！！！） (5月27日 18時) (レス) @page28 id: 3e75524924 (このIDを非表示/違反報告)
文ストオタクの一般人 - 妹ちゃん優しすぎます！！ (2023年4月11日 12時) (レス) @page28 id: 14fd5e9416 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：宮 | 作成日時：2023年2月23日 4時
