お手伝い ２ ページ14
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俺ってば天才！？と思っていればハルタがコソッと俺に耳打ちをしてきた。
「ねぇ、調理場なんて危ないから手伝わせられないよ」
「大丈夫、大丈夫。全て俺っちに任せてくれ」
「ホントかなぁ………」
「ハイハイ、子守りもできないような軟弱王子様は黙っててくださいねー」
「な！僕だってAと遊びたいだけなのに、！」
聞こえない聞こえなーい。
僕だって子守くらいできるし！！と何か言ってるが気にしない。うるさい。
不思議そうにこちらを見つめるAに笑いかけて抱き上げる。
「大丈夫だよなぁー？」
「？ うん！」
「ウソだ！絶対ウソ！！なんのことか分かってないよAは！！」
「いいからいいから。天才サッチさんがこのお姫様のご機嫌を見事取ってみせるってもんよ」
じゃ！掃除頑張れよー！そう言って船の中に戻る。今から何をするのか分からないAはワクワクしているのかソワソワと落ち着きがない。
可愛いやつめ！
甲板から船内に入ってそう遠くない位置にある食堂。その奥にキッチン。
いつも賑わっているこの場所の裏側を見てAは目を輝かせる。
Aを抱っこして入ってきた俺を見て目を丸くする隊員たちにどうだ！羨ましいだろ！の意を込めてニヤニヤする。
いつもならフォークやらナイフやらが飛んできてもおかしくはないが、なんといっても今は腕の中にAがいる。それだけでみんなが優しい。
……あれ、なんか悲しいな？
もうそろそろ昼時のため先に準備をしてくれていた隊員に声をかけてからキッチンと向かい合ったカウンターテーブルにAを座らせる。
「しゃっち！しゃっち！なにするの！？」
「何ってそりゃあ……」
「うんうん、！！」
「お料理だ！！」
「お、おりょーり！！！」
キラキラと目を輝かせながらワクワクするA。かっ、かわいいッッ！！！
よく食う奴らばっかのこの船では大量の食料が必要であるため、荷運びをする奴らがこっちをチラチラ見てはニマニマしながら羨ましそうに去っていく。
おいこっち見んな、仕事しろ。
Aにはこのカウンターテーブルでお手伝いをしてもらう。反対側は器具やらコンロやらがあって危ないからな。
「それでっ！？それでっ！！？」
「今日、Aにはポテトサラダを作ってもらう！」
「ぽてと、さぁだ？」
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ひかり(プロフ) - 平和すぎてなんか友達とたけのこ派かきのこ派か口論してんの馬鹿らしく思えてきました笑 (10月17日 20時) (
レス) @page46 id: 4dc97dea49 (このIDを非表示/違反報告)
ロイ - みんな、メロメロでおもしろい！更新楽しみにしてます！ (9月2日 13時) (レス) id: 97a54b5f8a (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - やっぱり幼女は世界を救いますよね（） (8月27日 15時) (レス) @page41 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
こーへい - 妹が可愛すぎる！（グハっ！！！！） (5月27日 18時) (レス) @page28 id: 3e75524924 (このIDを非表示/違反報告)
文ストオタクの一般人 - 妹ちゃん優しすぎます！！ (2023年4月11日 12時) (レス) @page28 id: 14fd5e9416 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：宮 | 作成日時：2023年2月23日 4時
