たとえ手段は不純でも、この気持ちに一点の曇りナシ！！【呪術廻戦】

アイ・ラブ ２３ ページ23

今日は悟の誕生日！


前々から準備してたプレゼントがあるんだよねー！なんだかんだ大好きだからさ！

確か今日は午後には任務終わるって伊地知から(脅して)聞いたから、もう高専には戻ってきてるはず！



なんて考えながらルンルンと廊下をスキップしていれば目の前から目隠しの不審者が歩いてきた

迷うことなく一直線に走って突っ込む






「さ！と！るー！！！」



「うおっ！？え？なに？」



「誕生日おめでとうー！はいこれプレゼント！」



「えー！！！僕にくれるの？ほんとに？やった！わーい！」






よろけながらも捕まえられた。ナイスキャッチ。

差し出した紙袋を受け取ると、開けて良い？なんて目隠しを下ろして言ってくるからそんなんイイヨって言うしかないよね！私がお前の顔の造形だけは好きなのよくわかってる


なんだろうなぁっていつもはしないようなニヤニヤ顔で… 割といつもするか。そんな顔で嬉しそうにしてくれている(？)






「な、！？『MONSTER HUNTER』！！最新のやつ！！！」



「ふっふっふっ、私の情報力を舐めてもらっちゃあ困るぜ旦那。旦那の欲しいものなんて半年前から把握済みさ」



「ありがたき幸せぇぇぇ……… と、？なんだこれ………？んー？」






実はもうふたつあるのさ。全部で３つ考えたプレゼントの中で、今手渡した紙袋の中にあるのはそのうちの２つ


ふははははは






「こ、これは！！？江東(えとう) 胡桃(くるみ)の写真集！しかもプレミア版、だと……！！？なぜ！！」



「さっきも言ったでありんしょう…… 最近悟が推しているグラビアアイドルの胡桃ちゃん。その程度の情報収集、小指を動かすほどのわけもないわ。おーっほっほっほっ！」



「キャラブレブレなんだよ。花魁なんか中世の貴族なのかどっちなの？」



「おーっほっほっほっほっ！おーっ、あでッ！？」



「うるさい」






手の甲で口を隠すみたいな仕草… なんつーんだアレ、まあ良いや。高飛車お嬢様笑いね。

高笑いしてたらぺしっ、て叩かれた


んもー、だれ？？そう思って振り返ると私の大大大大大好きな人が






「建人くん！どうしたの！？」



「どうしたのじゃないでしょう、五条さん連れてくるというから待っていたのに全然帰ってこないのはどこのどなたでしょうか」



「えへ、」






そう言えばギチギチと頭を鷲掴まれた

いだだだだ！？ギブ！ギブ！！？

あ、なんか今どこかしらの細胞が潰れた音した気がする()




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江東胡桃さんは完全創作で、現実には存在しない方です。今後出てくることはありませんが、一応。

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