アイ・ラブ 3 ページ3
「だっ、だから!建人くんが、浮気してるんじゃないかって思っ、」
「無いね」
「無いだろ」
「無い」
「即答ッッッ!?」
七海が浮気?ありえない。
ていうか、Aと七海は結婚してまだ1ヶ月も経ってないじゃん。浮気疑うの早くない?
悟がナイトプールで女の子を左右に侍らせて豪遊している想像は容易にできるんだけど、どう頑張っても七海が浮気をする未来は見えない
……別に悟を貶したわけじゃないさ
すると硝子も同じことを思っていたようで、
「七海に限ってそんなこと無いだろ。七海サマサマだぞ?むしろ出来すぎた人間だと思うね、そこのクズどもと違って」
「やだなぁ硝子、まるで僕らが非道い人間みたいじゃ〜ん」
「実際そうだろ」
「納得いかないな」
「日頃の行いだな」
クズに私が含まれているのもいい加減解せないんだけど、まぁ思ってることは大体一緒かな
七海は間違いなく一途だし、そもそも人を裏切るようなことはしないはず。出来ないことはちゃんと出来ないって言って期待させるようなことはしないし、無駄なこともしない
………日頃の行いか…………………
すると、ダァンッ、と机を叩いて勢いよく立ち上がったA
え、?
今度はなに(困惑)
「突き止めてやる……」
「え?」
「絶ッッッッ対突き止めてやるんだから!!!真実は、いつもひとつ!!!!!」
「そのポーズやめろ」
某「頭脳は大人!」な少年の真似をして言い放ったA
終いにはこちらを指差して「3人にも手伝ってもらうんだからね!!強制参加!!!!」などと言われてしまった
えー……… めんど…………
そしてそのまま「任務行ってくる!!」と出て行ってしまう。お前この空間どうするんだ。
各々が面倒そうに顔を歪める中、悟が「なんだアイツ、」と溢す。同感だし、硝子もそれにため息をつく。
「そら見たことか、しょうもないことだった」
「マジでAがなに言ってんのか意味わかんなかった」
「Aが私らの手に負えないのなんて今に始まったことじゃないけどね」
そう、
今に始まったことじゃない。
そのことに私たちは顔を見合わせ、再びため息をついた。
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宮(プロフ) - 虚無さん» コメントありがとうございます!リクめちゃくちゃ嬉しいです!そしてこれまた胸がドッキドキナナミン!!さいこう!爆速で書き上げます! (5月22日 3時) (レス) id: af56163768 (このIDを非表示/違反報告)
虚無 - 熱出ちゃった夢主ちゃんの逆がみたいです!(個人的には夢主宅まで運んで看病しててほしい)それで、ナナミンが寝ぼけて?好きって言っててほしい (5月20日 20時) (レス) id: 4a11fac183 (このIDを非表示/違反報告)
月宮 - 宮さん» めちゃめちゃ良かったです!!リクエスト応じてくださりありがとでした!!! (2022年5月9日 5時) (レス) @page17 id: 23123a7f78 (このIDを非表示/違反報告)
宮(プロフ) - 月宮さん» コメントありがとうございます!リクめちゃくちゃ嬉しいです!なんっって私得なシチュ…!!?ぜひ書かせていただきます! (2022年5月5日 9時) (レス) id: af56163768 (このIDを非表示/違反報告)
宮(プロフ) - 森さん» コメントありがとうございます!ほんとですかぁー!?すっっっごい嬉しいです!! (2022年5月5日 9時) (レス) id: af56163768 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:宮 | 作成日時:2022年3月21日 17時