アイ・ラブ 19 ページ19
釘崎side
「真っ希っちゃーん!んふふ」
「なんだよ。おい野薔薇、Aのテンションおかしくねーか?」
「ほんとですね、疲れてたのかしら」
「んひひ、」
Aさんはいつにも増してニコニコしている。ほんとにどうしたのかしら、怖い
若干の頬の赤みを残しつつ手元のジュースに手をつけるAさん………
ん?
あれ?
「ねぇ真希さん、Aさんが飲んでるソレ誰のやつ?」
「はぁ?Aが飲んでんだからAの…… ん?」
「ふへへ、これ美味しいね。誰チョイス?ヤクルトの味する〜」
よくよく見てみればヤクルト味のお酒が1本
もしかして酔ってる……?誰が買ってきたのよ、Aさんの自爆??
私?違うわよ、その辺はしっかりしてるもの
「おい、ほろよいなんて誰が……」
「いや、いやいやいや、そもそもそんなジュースみたいな酒1本で酔うやつなんて……」
「いるな、目の前に。言っとくがAは下戸だ。それもかなりの」
「だから
「すまんが誰か呼んできてくれるか?日付もまだ越えてないからみんな起きてる。できれば硝子さんか七海さん」
「わかりました」
よいしょ、と立ち上がると「野薔薇ちゃんどこ行くのぉ〜!」と私の足にしがみつきながら止めてくる。勘弁してくれ。
力強いな!!?足1本持ってかれそう…っていうか全然抜け出せないけど!?
「私とドンジャラする約束したでしょ〜!!」と典型的な絡み酒タイプの酔い方をするAさん。正直めんどくさいけど、こんなんでも尊敬している大好きな人の1人だ。このくらい我慢我慢
そんな約束してないわよ、と一蹴して、そのまま真希さんが気を逸らしてくれているうちにAさんのホールドから脱出。そのまま部屋も脱出
ごめんなさい真希さん、できるだけ早く戻ってきますから
「野薔薇ちゃんどこ〜!!」
「はいはい、大人連れてくるからそれまで大人しくしてろ」
「やだー!!みんな怒るもん!」
「怒られるって分かってて酒飲んだんだな」
「真希ちゃんの鬼!!」
「静かにしろ!!!」
「うわーん!真希ちゃんのが声大きいよ〜!!」
本当にすみません、釘崎野薔薇世界最速で動きますからどうか生きててね……!真希さん………!!
469人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
宮(プロフ) - 虚無さん» コメントありがとうございます!リクめちゃくちゃ嬉しいです!そしてこれまた胸がドッキドキナナミン!!さいこう!爆速で書き上げます! (5月22日 3時) (レス) id: af56163768 (このIDを非表示/違反報告)
虚無 - 熱出ちゃった夢主ちゃんの逆がみたいです!(個人的には夢主宅まで運んで看病しててほしい)それで、ナナミンが寝ぼけて?好きって言っててほしい (5月20日 20時) (レス) id: 4a11fac183 (このIDを非表示/違反報告)
月宮 - 宮さん» めちゃめちゃ良かったです!!リクエスト応じてくださりありがとでした!!! (2022年5月9日 5時) (レス) @page17 id: 23123a7f78 (このIDを非表示/違反報告)
宮(プロフ) - 月宮さん» コメントありがとうございます!リクめちゃくちゃ嬉しいです!なんっって私得なシチュ…!!?ぜひ書かせていただきます! (2022年5月5日 9時) (レス) id: af56163768 (このIDを非表示/違反報告)
宮(プロフ) - 森さん» コメントありがとうございます!ほんとですかぁー!?すっっっごい嬉しいです!! (2022年5月5日 9時) (レス) id: af56163768 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:宮 | 作成日時:2022年3月21日 17時