アイ・ラブ 17 ページ17
やはり硝子ちゃんのところ(保健室)に連れてこられた私はベッドに降ろされた。目の前で仁王立ちする硝子ちゃんの圧に負け、熱を測ってみると39.6℃…
「おいバカ、お前はどうしていつも大事になる前に休もうとしないんだ」
「なっ、ばかじゃないもん!」
「だいたい、七海がお前の変化に気づいてなかったらどうするつもりだった?あのまま倒れて発見時には重症?」
「むぅ… 違うもん!」
「違くないだろ」
その通り過ぎてぐうの音も出ない
まぁまぁ家入さん、と途中から間に入ってきてくれた建人くん。
かみさま……!?
「おい甘やかすな」と言う硝子ちゃんだけど一旦建人くんが何を言うのか様子を見るように少し私から離れた
すると建人くんが近づいてきて、その大きな手が私の頭まで伸びてきていた
また撫でてもらえるかも、とか期待してたのに、
「い"たっ!!?!!?」
「痛くない。お前は少し反省しなさい」
ビシッッッ、とおでこにとてつもない激痛が走った。デコピン、!?おでこ陥没した??私のおでこ凹んだ???
軽くため息をついて「もう一発いきますか?」なんて言うもんだから必死でおでこを隠した
「真剣に。私は怒ってるんですよ、A。自己管理ができてないだとかそういうことを言っているんじゃありません。お前が無理をしていたことにです」
「………」
「どんなに体調に気を配っていても多少の不調くらい誰にでもあります。そういう時はすぐに連絡してきてください。
任務を代わってもらうとか、早く終わらせて帰るとか、やりようはいくらでもあるんです。体調の悪いAを看病するくらい迷惑じゃない」
「……」
「床で蹲るあなたを見つけた時は本当に心配したんですからね、心臓止まるかと思いました」
「……ごめんなさい」
「まったく、いつもは甘えたなくせにこういう時だけ気を遣うんだから……」
はぁぁ、と深めにため息をつく建人くん
でも、いつもより頑張らなきゃって勝手に思っちゃって、それで、それで、
俯いているとまた建人くんの手が私の頭に乗った
「わかりましたか?」
「うん……」
「じゃあ、もう怒ってないです」
私は任務に、と硝子ちゃんに言って扉に手をかける建人くん。
出て行く前に「今日は一緒に帰りましょう」って言われちゃった!!きゃー!!
なんて騒いでいたら硝子ちゃんに怒られた
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リクエストありがとうございました!こんな感じでいかがでしょうか?
他にもたくさん待ってます。
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宮(プロフ) - 虚無さん» コメントありがとうございます!リクめちゃくちゃ嬉しいです!そしてこれまた胸がドッキドキナナミン!!さいこう!爆速で書き上げます! (5月22日 3時) (レス) id: af56163768 (このIDを非表示/違反報告)
虚無 - 熱出ちゃった夢主ちゃんの逆がみたいです!(個人的には夢主宅まで運んで看病しててほしい)それで、ナナミンが寝ぼけて?好きって言っててほしい (5月20日 20時) (レス) id: 4a11fac183 (このIDを非表示/違反報告)
月宮 - 宮さん» めちゃめちゃ良かったです!!リクエスト応じてくださりありがとでした!!! (2022年5月9日 5時) (レス) @page17 id: 23123a7f78 (このIDを非表示/違反報告)
宮(プロフ) - 月宮さん» コメントありがとうございます!リクめちゃくちゃ嬉しいです!なんっって私得なシチュ…!!?ぜひ書かせていただきます! (2022年5月5日 9時) (レス) id: af56163768 (このIDを非表示/違反報告)
宮(プロフ) - 森さん» コメントありがとうございます!ほんとですかぁー!?すっっっごい嬉しいです!! (2022年5月5日 9時) (レス) id: af56163768 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:宮 | 作成日時:2022年3月21日 17時