アイ・ラブ １ ページ1
五条side
「ってなわけで、私たち結婚しましたぁー！ハイ拍手！ひゅーひゅー！！」
ズルッ
かけてたサングラスがズレ落ちたのがわかった。
コイツ今なんつった？？？
Aの隣には七海。七海も七海で嫌そうにしながらも否定する様子は見えない
え、ちょ、はァ！！？
突然職員室に入って来たかと思えば「結婚しました」！！？
驚いているのは僕だけじゃなくて傑も硝子も学長もぽかんとしてる。灰原はにこにこしてるけど、
「っ、あー、えと、なんだい？その、つまり、七海とAが結婚したということかい？？？」
「だから、そう言ってるじゃん！傑聞いてなかったの？」
どうやら聞き間違いじゃなさそうだ
俺たちもだけど、七海もあんなに面白がってたのにどういう心変わり？
いや、まぁ引く手なら数多なAだけど、流石にコイツに恋愛感情を抱けって言う方が難しい
そのくらいの変人
「どうしたの、七海。何か弱みでも握られた？」
「やだなー、硝子ちゃん。私がそんなことするわけないじゃん」
「するでしょ、アンタは。で、どうなの」
「……………根負けしました」
「………なるほどな」
「やっぱりそういうオチじゃんか！」
「うるさいなぁ悟の分際で！」
「僕の分際で！！？」
「��愛してる��の言葉じゃ足りないくらいに建人くんが好きなの！
だから��愛してる��の言葉を100万回送ったの！」
「変に歌の歌詞持ってくると安っぽく聞こえるわ！！やめろ！！」
100万回も送ったんかい！！！
普通の人なら「100万回？んなわけー、」って、なるところだけど、コイツの場合はそうもいかない。絶対ほんとにやったわ………
ぎゃーぎゃーいつも通りに騒いでいれば七海がAの首根っこを掴んで扉の方に引き摺りながら歩いていく
「皆さんお騒がせしました」
「やーん！乱暴にしないでっ、ダーリン♡」
「ひっぱたきますよ」
「それでは、失礼します」
ピシャン、と閉められた扉は無常にも僕たちの心までは割り切らせてはくれなかった
「え、がち？」
「七海の反応からして本当っぽくないかい？」
「これから大変だな………」
「おめでたいですね！」
「まぁ、なんにせよ、みんなもお祝いの言葉をかけてやれ」
こんな職業だからな、と言いつつも学長が嬉しそうにしているのは問題児だったAを娘のように可愛がっていたからだろうか
それとも、手綱が本格的に七海に移ったからだろうか………
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宮(プロフ) - 虚無さん» コメントありがとうございます！リクめちゃくちゃ嬉しいです！そしてこれまた胸がドッキドキナナミン！！さいこう！爆速で書き上げます！ (5月22日 3時) (
レス) id: af56163768 (このIDを非表示/違反報告)
虚無 - 熱出ちゃった夢主ちゃんの逆がみたいです！(個人的には夢主宅まで運んで看病しててほしい)それで、ナナミンが寝ぼけて？好きって言っててほしい (5月20日 20時) (レス) id: 4a11fac183 (このIDを非表示/違反報告)
月宮 - 宮さん» めちゃめちゃ良かったです!!リクエスト応じてくださりありがとでした!!! (2022年5月9日 5時) (レス) @page17 id: 23123a7f78 (このIDを非表示/違反報告)
宮(プロフ) - 月宮さん» コメントありがとうございます！リクめちゃくちゃ嬉しいです！なんっって私得なシチュ…！！？ぜひ書かせていただきます！ (2022年5月5日 9時) (レス) id: af56163768 (このIDを非表示/違反報告)
宮(プロフ) - 森さん» コメントありがとうございます！ほんとですかぁー！？すっっっごい嬉しいです！！ (2022年5月5日 9時) (レス) id: af56163768 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：宮 | 作成日時：2022年3月21日 17時
