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「私から…… というか多分悟も聞きたいと思うんですけど、おふたりは元々一般人な訳じゃないですか?なんでそんなに場慣れしてるんですか?」



「んー、俺ら不良だったから。しょっちゅう、ってか毎日喧嘩してたし。結構有名人だったんだぜ?♡」



「兄貴、その話はあんまり………」



「………それもそうか。まぁ、そういうコト。加減が難しくてごめんな」






薄々思っていたが、あの日確定したことは彼らは双子では無いもののひとりひとりが完全な天与呪縛者。

だから各々があんなに強かったし、どちらかにパワーバランスが傾くほどに差があったわけでもない。


なんつーめんどくささ。


話を聞いているに上層部もだいぶゴネたようだ。そりゃあスカウトしてきた金の卵が超が付くほどの曲者。扱いに困ってんだろう。

自己解決していると竜胆先輩が口を開いた。






「お前らの名前は?」



「「え、?」」



「名前だよ、名前。家入しか知らねぇし」



「すみません、夏油傑です。よろしくお願いします」



「あ、えと、五条悟です………」



「「ぶはっ、!?」」



「は!?お前ら何笑ってんだよ!!」






「あまりに緊張してるからつい」なんて爆笑する2人に蹴りを喰らわして先輩たちの方を見ると、先輩たちもまた笑っていた。


敵しか居ねぇのかここには………!!






「ん"ふっ、まぁ、なんだ、名前は覚えておいてやるよ五条。っく、」



「よ、よろしくな、っふ、五条、っくくく」



「笑いすぎだよアンタらまで!!」














 











 










 








「偶然か、必然か、それとも運命か。嵐のようにやってきた先輩たちとの出会いはこんな感じかな」



「へぇー!蘭ちゃんっておさげだったんだ!んで、竜ちゃんも今と全然違う!」






呪術師の世界に足を踏み入れても平然としていた2人は既に異常。


お揃いの刺青(スミ)を入れるほどの執着はどこから来るのだろうか。



そのどれもこれも、僕らに真実を知ることはできないのだろうが。

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寝蜘蛛* - 推しのクロスオーバー嬉しいです!竜ちゃん可愛いです。更新頑張って下さい。 (2022年3月2日 22時) (レス) @page8 id: d49ff9d566 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2022年2月17日 16時

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