予告（仮）＆ あとがき ページ50
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煌びやかな金髪が視界に入り込む度、歩みを止めて
「(…ンな訳ねェか、)」
肩を落としながらも、ふたたび前を向いて歩き始める。
鬼のいない平和な世界に生を宿し、
あの頃失った多くのものが、今は手の届く範囲にあるというのに
かつて、愛した女の姿は何処にも見当たらなかった。
今世においても、彼女を想い続けるのは…少々未練がましい気もするが
あの時、彼女を一人遺して先に逝ってしまった後悔と
もっと一緒に居たかった…だなんていう、身勝手な欲が押し寄せて
「(…会いてェなァ、)」
そんな事を思いながら、何事もない平穏な日常を過ごしていた矢先
ようやく、あの日…彼女に会う事が出来たというのに
『 誰だ、お前。』
彼女は俺との事は、何一つ覚えてはいなくて
立場上、俺が彼女を想うだなんて事は…許されるべき事ではないのかもしれないが
校舎の窓から、彼女の姿を静かに眺めては
「(…一華、___)」
心の中でそう…呟くものの、
決してその名は、口に出す事などなく
「星宮ァ、次の問題…前に出て解いてみろォ」
素知らぬふりをして、彼女にそう声を掛ける。
此方を向いた、星屑のような瞳をもつ少女に
「(相変わらず…綺麗な目してンなァ…、____)」
今日も俺は、どうしようもない程…恋焦がれている。
＊＊＊
(あとがき)
こんにちは、雫です。
長らくこの作品をご愛読いただき、ありがとうございました。多くの方々に読んでいただけて嬉しい限りです。
文章表現、キャラ設定等…至らない点もあったかと思いますが、多めに見ていただけると幸いです。
上記に現パロで予告的なものを書いてはみたんですが…どうでしょうか。需要…ありそうですかね？学園ものを書く自信があまりないので……続きを書くかどうかは悩んでおります…。
『星屑を掴む』…当初は主人公が柱になるまでの過程を描く作品ではありましたが、こちらの番外編も楽しんでいただけたでしょうか。
もしご感想等あれば、コメント欄空けておりますので、気が向いた時にでも書いていただけたら嬉しいです。
最後に、作品・作者のお気に入り登録、ハート等とても励みになっております。今後とも小説活動続けていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
⠀ ⠀ ⠀ ⠀ ⠀ ⠀ ⠀ ⠀ ⠀ ⠀ ⠀ ⠀ ⠀ ⠀ ⠀ ⠀ ⠀ ⠀ ⠀ ⠀ ⠀ ⠀ ⠀ 雫
終わり
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よっしー(プロフ) - はじめまして！実弥が好きでこの小説に出会い、春雷と星屑を一気読みしちゃいました！面白かったです！どちらの作品もすごく良かったので、また他の作品も楽しみに読ませていただきます！久々にキュンキュンしましたー✨ (9月29日 6時) (
レス) @page50 id: 9a6c96b2f0 (このIDを非表示/違反報告)
Kk - この小説すべて読みました。とてもおもしろいです。よければ現代のほうも書いてください。まだまだ暑い日が続いてるので体調に気をつけて元気に過ごしてください (9月11日 15時) (レス) @page50 id: 51f0cf609d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雫 | 作成日時：2023年7月27日 0時
