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後日、柱稽古にて翠柱による『身体能力強化稽古』が追加され



「なァ…翠柱様って、風柱様の元継子だよな…?風柱様みたいに、失神するまで稽古やらされんのかな…。」



「いや…さすがにそれはないだろ。翠柱様ってあの小柄で華奢な人だろ。意外と稽古、一番楽なんじゃないか?」



「聞いた話だと…風柱様と同じ、打ち込み方式らしいし…。体格差あれば、余裕で合格貰えるだろ。早く行こうぜ、___」



隊士たちがそんな会話をしながら、星宮の屋敷へと訪れると



星宮をの周りを囲むようにして、地面には多くの隊士達が倒れており



「おい、早く立て。何してる、」



星宮が倒れている隊士の胸ぐらを掴みながら、そう声を掛けるものの、既に意識が飛んでおり



「(やりすぎたか…?でもアイツは…私が継子の時、稽古に手抜くなんて事は一切しなかったしな…、)」



「(仕方ない…目覚めたら、また稽古付けるか。)」



そんな事を思いながら、意識を失っている隊士たちを引き摺り、端の方へと寄せる。



そして、新しくやって来た隊士達を出迎え



「私の稽古は…体術中心だ。素手でかかってこい、」



軽く準備運動をしながらそう話す中、隊士の一人が星宮に対して



「稽古は一人ずつ…ですよね、?順番とか決めた方が___」



「いや…一切にかかってこい、その方が効率いいだろ。」



そう答えるものの、隊士たちは上から下まで星宮の姿を眺めながら



「(体格差ありすぎるし…、風柱様はともかく…この人を素手で相手するのは、流石に気が引ける…。)」



そんな事を思いながら、星宮の整った顔立ちへと目を向ける。すると、星宮は体勢を整え



「お前らが来ないなら…私から行く、___」



そう告げたかと思うと、星宮は一瞬にして隊士の目の前へと迫り、回し蹴りを繰り出した後



周囲の隊士にも次々と蹴りや拳を入れ、一気に全員地面へと倒れ込む。



「(まだ…本気、出してないんだけどな…。)」



そんな事を思いながら、倒れた隊士達の頬を軽く叩き



「立て、意識あるうちはやるぞ。___」



















そんな星宮の稽古の様子を、陰から見ていた宇髄と胡蝶は



「しっかり師範の血、引いてんなァ…。アイツ、合格者出す気あんのか…?」



「あまり…隊士達に怪我を負わせすぎると、こちらの業務が増えるんですけどね…。」



容赦ない稽古を付ける星宮に対して、二人は苦笑を浮かべながらも、その様子を見守っていた。

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よっしー(プロフ) - はじめまして!実弥が好きでこの小説に出会い、春雷と星屑を一気読みしちゃいました!面白かったです!どちらの作品もすごく良かったので、また他の作品も楽しみに読ませていただきます!久々にキュンキュンしましたー✨ (9月29日 6時) (レス) @page50 id: 9a6c96b2f0 (このIDを非表示/違反報告)
Kk - この小説すべて読みました。とてもおもしろいです。よければ現代のほうも書いてください。まだまだ暑い日が続いてるので体調に気をつけて元気に過ごしてください (9月11日 15時) (レス) @page50 id: 51f0cf609d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2023年7月27日 0時

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