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2回目の発作で、ようやく入院して精密検査を受けようという話になった。
学校は夏休みだから行かなくて良かったし、アイドルとしてデビューしてまだ1年ほどしか経っていなかったため、仕事もそんなに沢山入っているわけではなかった。
とりあえずダンスレッスンを2日間おやすみし、その間に検査を受けることになった。
精密検査を受けてはみたもののこれといった異常な点は見つからない。
強いて言うならヘモグロビン濃度が基準値に達していないところくらい。
しかし、症状が症状だから、バイクの運転はしばらく控えるように言われ、頭痛発作が出た時に飲む頓服の鎮痛剤を処方された。
あとは睡眠をしっかりとり、身体を休めることを言われ、家に返された。
｢和、気分どう？｣
｢もう平気。薬飲ませてくれたんだ。ありがとう。｣
和也が目を覚ますと、ちょうど日の入り前のちょうどいい明るさに包まれていた。
和也は自分の部屋のベッドにいて、母が姉、どちらかが自分を運んでくれたことを悟る。
｢和、まだあの頭痛治ってなかったんだね。発作みるの数年ぶりだったから、流石に薬なんてないよなって思ってたけど、、まだ病院通ってたのね。｣
和子が水を手渡しながらそう言う。
水で喉を潤した和也。
｢やっぱり一人暮らし始めたあとも続いて。毎月少なくとも2、3回は発作起こるから、仕事に支障来さないためにも病院通ってんの。｣
｢そうだったのね、。それならそうと言ってくれたら良かったのに。いつもひとりで苦しんでたってことでしょ、？｣
｢…｣
元気な姿を見せるために実家に戻ってきたのに、たまたま出た発作のせいで酷く心配させる羽目になってガッカリしている和也。
｢…まだ4時だしもう少し寝なさいな。余計なことは考えずにね。｣
和也の思いを察した和子は、和也にはひとりの時間が大切だということを知ってるため、部屋をあとにした。
｢母ちゃん、ありがとう。｣
自分をよく理解してくれている母。
彼女に聞こえないように、静かにお礼を言う息子であった。
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消費期限(プロフ) - ちえさんさん» ほんとに残念でしたよね〜💦二宮くんと太一くんのコメントがお兄ちゃんすぎて激アツでした😌 (9月5日 22時) (
レス) id: e1b4d7c7fb (このIDを非表示/違反報告)
ちえさん(プロフ) - DASH、見ました。あれは残念でしたね。時差で水量が増える川の怖さなんかも伝わると良いけれど。お話の兄弟たちも思いやりがあって、暖かいです。。 (9月5日 18時) (レス) @page32 id: 1ddc255e22 (このIDを非表示/違反報告)
消費期限(プロフ) - 個人的に、ほとんどの物事が『めっちゃいいな』より『なんか、いいな』ってのがベストだと思ってます。なので、智くんの曲流しながら読んで、そういう感想をもってくれたの、、とっても嬉しいです。 (7月24日 1時) (レス) id: e1b4d7c7fb (このIDを非表示/違反報告)
ちえさん(プロフ) - タイトルと同名の曲をBGMにして読みました。語彙力無くて申し訳ないけど『なんか、いいな』って感じた物語でした。 (7月23日 11時) (レス) id: a409136931 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：消費期限 | 作成日時：2023年7月15日 22時
