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｢Nグループの会長さんの息子さんよー、今日はお財布忘れたなんて通じないよ？｣
学校に着くや否や先輩に絡まれる和也。
｢お小遣いはもうゼロです。辞めてください。来ないでください。｣
｢嘘つけ〜、毎月10万貰ってるのに無くなるわけないよな？｣
｢いくらNグループの息子でもそんなに貰ってません。お金はもうないんです。｣
必死に抵抗する和也。
｢嘘つくなよっ｣
それが先輩の癪に障り、手が出る。
一昨日殴られたばかりの脇腹や、背中。太ももの外側などを容赦なく傷つけられる。
｢やめてっっ、くださいっ、｣
殴られた衝撃で嘔気が再び襲ってくる。
｢げほげほっ、｣
和也は強く咳き込み、地面に嘔吐する。
その際に先輩の靴や制服に吐瀉物がかかる。
｢何やってんだよ！｣
怒り狂った先輩はみぞおちに強い蹴りを入れ、去っていく。
｢うぅっ、｣
｢和也さん、僕が誰だか分かりますか？｣
病院のベッドで目を覚ました和也。
執事の櫻井が静かで落ち着いたトーンで声をかける。
｢さくらいさっ、、なんで｣
｢実はずっと見てました。すぐに止めに入るべきでした。申し訳ございません。｣
｢み、てたの？｣
実はあの後、急いで学校に行った櫻井。
校門の前で和也を見付け、話しかけようとしたところ、警備員に止められる。
校門の外に追いやられた櫻井は和也に電話をかけながら和也を目で追う。
するとそこに、少しガタイがいい生徒がやってきて、和也の腕を引いて、玄関から離れたところに向かっているのを見た。
櫻井は和也が見えるであろう位置に移動。
身構えてるとなんだか相手側が怖い顔をしているのに気がつく。
櫻井は咄嗟にカメラをまわす。
そこには悲惨すぎるものが映される。
やられるだけの和也が見るに耐えなくなった頃、和也が激しく嘔吐した。
そんな彼にまた一蹴り入れるその男。
櫻井は校門の方へ走り、無理やり開けてもらう。
駆けつけた先には倒れて意識を失っている和也がいて、慌てて彼を抱え、病院に駆け込んだ。
｢会長、申し訳ございません。和也さんが怪我をして病院で処置を受けています。｣
アメリカで活動している和也の父親に電話を入れる櫻井。
｢和也の状態を写真で送ってくれ。検査結果も頼む。｣
不安で声が震えている様子。
真っ白な顔で横たわる和也を写真に収めてメールで送った櫻井。
あの生徒にどっうやって償わせようかをずっと考えていた。
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消費期限(プロフ) - ちえさんさん» 行動が早い笑笑いつもありがとうございます！冷房ガンガンなので暑さ知らずです^_^ちえさんは大丈夫ですか？暑さにも冷房の寒さにも負けないよう体温調節頑張ってくださいね、！ (7月11日 1時) (
レス) id: e1b4d7c7fb (このIDを非表示/違反報告)
ちえさん(プロフ) - 情けは人の為ならず、を思い出しました。毎日暑いけど消費期限さんは大丈夫ですか？(早速実行w) (7月10日 8時) (レス) @page49 id: a409136931 (このIDを非表示/違反報告)
消費期限(プロフ) - ちえさんさん» 良かったです~~~!!!!! (6月21日 1時) (レス) id: e1b4d7c7fb (このIDを非表示/違反報告)
ちえさん(プロフ) - にのあいラバーなので、嬉しいお話でした。ありがとうございました〜 (6月20日 9時) (レス) @page43 id: 94c3edab09 (このIDを非表示/違反報告)
消費期限(プロフ) - ちえさんさん» こんにちは！やまたろコンビ大好物すぎて書いちゃいました🥺 (6月17日 1時) (レス) id: e1b4d7c7fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：消費期限 | 作成日時：2023年3月28日 23時
