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[A]
夕方。
地獄のような訓練が終わり、
へとへとになりながら居間の床に座ると
不死川「おい、A。」
A「あ、はい！」
後ろから声をかけられたので振り向いたら、
何やら綺麗な袴をもった不死川がいた。
不死川「お前の服装あまり見ねぇな。
まぁ服が１着だけってのもあれだと思うから、これでも着てろ。」
A「え、こんなに良い服私にいいんですか!?」
こんな綺麗な袴絶対高いよ!?
不死川さんお金持ちなのかな？屋敷も大きいし…
だとしても申し訳ない！
不死川「いいってんだからさっさと受け取れ。」
A「っ……!?あ、ありがとうございます！」
そう言って強引に袴を渡してきた。
不死川さんは服を渡すと、私の前にあぐらで座り出した。
不死川「にしてもお前よく今まで生きてこれたな。
1回くらいは鬼にあった事くらいあんだろ？
あんなひょろひょろな太刀筋じゃ、またすぐに襲われるぞ？」
あ、そっか。
しのぶちゃんが他の柱に私が別世界から来たことを説明していた時、不死川さんは任務でいなかったんだ。
A「実は私、別の世界から来たんです。
なのでここに来たら私の住んでいた世界と全く違ってとても驚きました。」
不死川「は……？」
ポカーンと不死川さんとは思えないくらい
呑気な顔をして黙ってしまった。
不死川「お、おいおい。
大人をおちょくると後で痛い目をみるぞ？」
A「おちょくってないですよ!?本当のことです。
映画館で友達を待っていたら突然この世界に……
鬼も私の世界にはいなかったので、とても驚きました。」
まだ少し疑ってそうだけど、
ようやく不死川さんも少し理解してくれたらしく…
不死川「そうか。だからあんな弱かったのか。
鬼のいない世界……か。」
ほんの一瞬、不死川さんが落ち込んだように見えたのは気のせいだろうか…。
だけどすぐに目付きが変わり、
不死川「なるほどなァ。
ま、大体は理解した。だがこの世界に来たからには生きてもらうからな？明日からまた猛特訓だァ！」
A「ひぃいぃ！まじですか!?」
その日から毎日のように
地獄の訓練を受けたことは言うまでもない。
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美月(プロフ) - 面白いです！更新頑張ってください！後、細かいようですが、厨房会議ではなく柱合会議ですよ！ (2020年5月19日 15時) (
レス) id: d560ff43cd (このIDを非表示/違反報告)
花月(プロフ) - こすもす。さん» わぁぁ！そう言って頂けると本当に嬉しいです(＞＜)ありがとうございます!!最近更新が止まってますがまた書き始めて行くので是非楽しんで見てくださると嬉しいです!! (2020年4月24日 3時) (レス) id: 728947fc11 (このIDを非表示/違反報告)
こすもす。 - 実弥推しになりそう、！めっちゃ話の内容好きです！作者様、書いてくれてありがとうございます！ (2020年4月23日 0時) (レス) id: f30f25af72 (このIDを非表示/違反報告)
花月(プロフ) - 夢世_yumese_さん» あぁぁ！すみません！気づきませんでした。教えてくださってありがとうございます!! (2020年2月9日 13時) (レス) id: 728947fc11 (このIDを非表示/違反報告)
夢世_yumese_(プロフ) - オリジナルフラグ外しましょう！ 違反報告される場合があります。 (2020年2月9日 13時) (レス) id: 093bdce514 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花月 | 作成日時：2020年2月8日 18時
