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[A]
炭治郎くんが鬼の血気術にかかりそうになったのを
私が庇って助けたら自分がかかってしまい、
どうやら相手を自由自在に操る事が出来る血気術だったらしく、私は炭治郎くんをボコボコにしてしまった。
炭治郎くんにトドメを刺す直前に不死川さんが現れたおかげで、炭治郎くんを殺さずに済んだ。
そして不死川さんが今私を強く抱きしめてくれてるおかげで身体が動かず、敵の血気術も効いてないようだ。
不死川さんに触れられてるところ…熱い………。
って何考えてるの!こんな時に!!
下弦の弍である鬼の凛さんが私達の前に現れると、
不死川さんは納得したような笑みで頷いた。
不死川「なるほどなァ。やっぱりそう言うことか。」
A「そう言うこと……?」
なんで不死川さん動揺してないの?
凛さんだよ!?あの凛さんが鬼だったんですよ!?
不死川さんの冷静さに私が驚いていると、
凛「あら、まさか最初から私が鬼だって気づいていたのかしら?」
不死川「あァ。初めて会った時からなァ。
俺やAの事見て喰ってやるオーラがプンプンしていたぞ?」
まさか……不死川さんが凛さんを団子屋へ誘ったのは、凛さんに気があるからじゃなくて、鬼である事を分かってて自ら餌にして1人で行っていたの……!?
凛さんを斬るために…
だからあの時、私を先に帰らせたんだ…。
不死川さん…嫉妬してごめんなさい…全然不死川さんの事、分かっているつもりでわかっていなかった…。
不死川「団子屋行った時俺に手を出さなかったからなァ。お前が鬼だって確信はあったものの人の姿をしてる奴を斬る訳にもいかなかった。
だが、あん時斬っておけば良かったようだなァ。」
そう言って不死川さんは私をみると、
不死川「今すぐこいつにかけた血気術を解け。」
不死川さん…今超絶にかっこいいです。
なんて心の中で思っていたら凛さんは笑いだした。
凛「ははっ!ほんと面白いねぇ。人間って。
だから遊びたくて癖になるのよ。」
A「癖って………」
凛「何故私がこんな派手に鬼殺隊に手を出したと思う?
それは柱を殺すため。この前下弦の伍を柱に殺られてからあのお方の機嫌が悪いのよ。
だから私達下弦の上位が出てきたってわけ。」
不死川「無駄口叩いてると斬るぞ!!」
凛「出来るものならやってみなさい。
だけど、貴方の斬る相手は私じゃないけど、
血気術………!」
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美月(プロフ) - 面白いです!更新頑張ってください!後、細かいようですが、厨房会議ではなく柱合会議ですよ! (2020年5月19日 15時) (レス) id: d560ff43cd (このIDを非表示/違反報告)
花月(プロフ) - こすもす。さん» わぁぁ!そう言って頂けると本当に嬉しいです(><)ありがとうございます!!最近更新が止まってますがまた書き始めて行くので是非楽しんで見てくださると嬉しいです!! (2020年4月24日 3時) (レス) id: 728947fc11 (このIDを非表示/違反報告)
こすもす。 - 実弥推しになりそう、!めっちゃ話の内容好きです!作者様、書いてくれてありがとうございます! (2020年4月23日 0時) (レス) id: f30f25af72 (このIDを非表示/違反報告)
花月(プロフ) - 夢世_yumese_さん» あぁぁ!すみません!気づきませんでした。教えてくださってありがとうございます!! (2020年2月9日 13時) (レス) id: 728947fc11 (このIDを非表示/違反報告)
夢世_yumese_(プロフ) - オリジナルフラグ外しましょう! 違反報告される場合があります。 (2020年2月9日 13時) (レス) id: 093bdce514 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:花月 | 作成日時:2020年2月8日 18時