169話 イカれてるのは誰だ ページ5
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「ティッキーさぁ、いい加減諦めなよぉ。いくらティッキーが表の生活で人妻キラー(笑)って言われてても、流石にAは無理〜」
「しかもソイツ既に結婚済みらしいね、ヒッ」
「千年公にあそこまでさせといてフられるとかダッサ」
「お前ら優しさって言葉知ってる？」
はぁーー、と深いため息をつき机に項垂れているのは巷で有名ティキぽんことティキ・ミック
「そもそもお前ら俺が主犯みたいな言い方してるけど、この中で一番状況理解してないの俺だから」
「へぇ？ティッキーが千年公に頼んでA連れてこさせたと思ってたけどぉ〜？」
「まぁ、前に来てくれたらいーなーとは言ったけどさ。ホントにいるとは思わないだろ」
ティキはロードのからかうような視線を一切無視して聞かれてもないのに語り始めた
「でもさ、帰ってきて自分の部屋行ったら部屋の中にAがいてさ。めっちゃ涙目で上目遣いでさぁ、何て言ったと思う？」
「いや知らないけど。てかソイツあんたの部屋いたんだ、怖っ」
デビットが背筋を震わせるも、ティキは特に気にする様子もなく話を続ける
「『ティキは私のお願い聞いてくれるでしょ？私の嫌がる事したらマジでお前殺すよ？』って…。可愛すぎて何でも言う事聞いてあげたくなった」
一瞬の沈黙ーーー
「アイツの言ってる事メチャクチャだけどあんたの脳内もだいぶイかれてるぜ」
「そこで“可愛い”とか言っちゃうティッキーちょっと引くぅ〜」
さりげなくティキと距離をとるデビットとロード
「でも、ティッキーと結婚しないって事はソイツ教団消した後に殺すって事だよね、ヒッ！」
閃いたようにジャスデロが愉快そうに言うも、ティキが首を振って否定する
「あー、そのことなんだけどさぁ。Aの嫌がる事しないって約束しちゃったんだよね、俺」
何となく先の言葉を予想した3人が、冷たい眼差しをティキに向ける
もはやその目は軽蔑があるのみだった
「Aにはこれからも元気に生きてもらって教団にも手出しをしないことになりブフォッ」
ティキの言葉は最後まで続かなかった
「てめぇふざけてんのか！？」
「計画が台無しだよ、ヒッ！」
「さすがの僕もマジでキレそ〜」
容赦無くティキに殴りかかる3人
それはティキの顔面が原型をとどめなくなるまで続いた
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きなこもち(プロフ) - めありぃぃさん» コメント頂けて本当に嬉しいですm(_ _)m。こんなに更新ペース遅くても、我が道突っ走ってても、見てくれてる方がいらっしゃると思うと本当にありがたいなと感謝の気持ちでいっぱいです。亀より遅いスローペース更新ですが、今後もぜひよろしくお願いします！ (2021年5月8日 20時) (
レス) id: 8cb9599803 (このIDを非表示/違反報告)
めありぃぃ - 更新してくださってくれて嬉しいです！今でもディーグレイマンの小説書いてくれて感動してます！頑張ってください！ (2021年5月8日 8時) (レス) id: 23f9dcf647 (このIDを非表示/違反報告)
きなこもち(プロフ) - フランさん» めちゃめちゃお返事遅くなってすみません！通知気づかなくてm(_ _)m。更新停止状態なのに、コメントありがとうございます。すごく励みになります。今の状況が落ち着いたら、また更新していけたらと思います。嬉しいお言葉ありがとうございます。 (2019年7月18日 22時) (レス) id: d6a64bf75c (このIDを非表示/違反報告)
フラン - 失礼ながら初コメさせていただきます！ディーグレイマンの26巻が発売されましたね！今日始めて読んだのですが続きの物語を楽しみにしています。更新頑張ってください！ (2019年2月19日 21時) (レス) id: a7e74e025e (このIDを非表示/違反報告)
きなこもち(プロフ) - ルイさん» 初コメありがとうございます！もともと更新遅めに加えて受験も重なり、あまり更新できてなくて、、。楽しみにしていて下さってるのにお待たせしてすみません。受験終わり次第ガンガン更新頑張りたいと思うので、それまで待っていただけたら嬉しいです！ (2017年10月23日 17時) (レス) id: d6a64bf75c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きなこもち | 作成日時：2016年12月18日 0時
