3年A組(ⅳ) (ページ14)

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郡司「お前は間違っている…何を企んでいようが、これは立派な犯罪だ！」

柊「分かってますよ！！
それでもやらなきゃいけないんです。その為に俺はこの命をかけたんだ！」

先生の話に涙が出てくる
先生は病気をもってでも私たちに伝えようとしてくれていたのだ

西崎「止めてくれて良かった…

あんなになるまで戦ってる。先生の思い、ちゃんと知ってからじゃないと、俺また後悔してた。」

堀部「…うん。」

堀部ちゃんは泣きながら頷いた

モニターに目を移すと先生は刑事さんに一方的に殴られていた

郡司「ボロボロなんじゃねぇのか？」

柊「まだ退くわけにはいかないんでね…」

「せんせっ！」

「先生！」

みんなが口々に先生に呼びかける

でも先生がやられてる事には変わりなく、蹴られ倒れ込む

郡司「てこずらせやがって…」

刑事さんが懐から手錠を取り出し、先生にかけようとする

先生が捕まってしまうっ！
みんな泣きながら先生の名前を叫ぶ

『先生！だれか…だれか助けてっ』

目を瞑り必死に祈る

「おい、あれ！」

郡司「ウソだろ…」

堀部「…ガルムフェニックスだぁ……」

そこにはあのスーツを着たガルムフェニックスがいた

ガル「Let's think」