鬼である私は柱

鬼と人間 ページ10

富岡さんの言葉に違うと反対する少年

少年「俺のことはちゃんと分かってるはずだ！俺が誰も傷付けさせないきっと禰豆子を人間に戻す！絶対に治します！」

富岡「治らない...鬼が人間に戻ることは無い」

少年「探す！必ず方法を見つけるから！だから！ころさないでくれ！家族を殺した奴も見つけ出すから！俺が全部ちゃんとするから！だから！辞めてくれ！もうこれ以上俺から奪うのを辞めてください...」

と少年は土下座した

富岡「生殺与奪の件を他人に握らせるな！惨めったく蹲るのは辞めろ！そんなことが通用するならお前の家族はころされていない！奪うか奪われるかの時に主導権を握れない奴が妹を治す？敵を見つける？笑止千万弱者には何の権利も選択肢もない尽く力で恐怖にねじ伏せられるだけだ！妹を治す方法を鬼なら知っているかもしれないだが！鬼共がお前の願いを尊重してくれると思うなよ！当然俺もお前を尊重しない！それが現実だ！何故さっきお前は妹に多い被さった？あんなことで守ったつもりか？何故斧を降らなかった！何故俺に背中を見せた！そのしくじりで妹を取られているお前も妹と一緒に串刺しにしてもよかったんだぞ！」

と怒鳴る富岡さん

泣く少年

泣きたい気持ちは分かる...だけど泣いても何も変わらない...

もし私達があと半日早く来ていたら貴方の家族の命が奪われることはなかったかもしれない...

だけど...

時を巻き戻すことは誰も出来ない...


富岡さんは静かに刀を上げ禰豆子の心臓近くを突き刺す

やめろと泣きながら石を投げる少年

腕で払い除ける富岡さん

雪が風に乗って視界を悪くする

場所を変え横から石を投げ此方に突っ込んでくる少年

辞めなよ...

そんなことした所で何も変わらない...

愚かと言いながら富岡さんは柄を少年の肩に直出来させる

そこで不思議に思う斧は...何処？そこではっと気づく
A『富岡さん避けて！』

富岡さんも気づいたようで間一髪で避けた

まさかこんな方法で来るとは思わなかった...

驚きに浸っていると禰豆子が急に暴れだした

富岡さんを蹴ると同時に少年の方へと向かう

A『富岡さん大丈夫ですか？はっしまっ...！』

禰豆子は少年を食べす守るような体勢に入り此方に攻撃してきた

〜富岡さんside〜

昔...同じようなことを言って鬼に食われた奴がいた飢餓状態になっている鬼は家族でもころして食べる

栄養化が高いからだ

今までそうゆう場面をやまほどみてきた

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