鬼である私は柱

蝶屋敷 ページ18

A『嫌です...』

私は今全力で逃げています大した怪我でもないのに薬を塗ろうとしてくるんです正直物凄く滲みます

私はそれが嫌なのと自分が鬼だとバレるのが怖くて

逃げてますしかし運悪く富岡さんと煉獄さんが現れて...

しのぶ「富岡さん〜そして煉獄さん〜Aさんを捕まえてください〜」

無言でこちらにやってくる富岡さん怖いですよ！

煉獄「承知した！」煉獄さんは煉獄さんで笑いながら全力でこないでくださいよ！

いくら浅い傷でも傷口開くじゃないですか！

で結局...

捕まる...

逃げ切れるわけがない( ；꒳； )


富岡「.....」

煉獄「うむ！任務完了だ！」

嫌です...包帯巻かれるなんて嫌です

私は心の中で叫んだ

体見られるなんて嫌です

ぎゅ...私は富岡さんの着物の裾を握った

富岡さんは少し驚いた顔をしたあと無の顔に戻って顔を背けてしまわれた...

だけど握った裾は退けられることはなかった...

まぁ...結局包帯は巻かれたんですけどね...

富岡さんに

追いかけられたあと

しのぶ「あっ...私とした事が大事な用事を思い出しました！煉獄さんも手伝って下さい」

煉獄「うむ！了解した！」

A『え...？』

富岡さんもスタスタと離れて行くので私もついて行こうとしたら...

しのぶ「駄目ですよ富岡さんAちゃんの手当てをしてくださいね！」


ん？何で？

おかしくないですか？

何で富岡さんが手当てを！？

何か胡蝶さん笑ってるし！

富岡さんため息ついてるし...

何よ！

ため息つかなくてもいいじゃないですか

( ；꒳； )

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