鬼である私は柱 (ページ14)

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会話ページ14

私はため息をついたあと眠りに落ちたように見せた

しのぶ「寝ましたか？Aちゃん」

富岡「あぁ」

胡蝶さんと富岡さんが話しているのが聞こえる...

何話しているんだろう？

声が聞こえても顔が見れない...まぁ...面被ってるから仕方ないか...

話の内容は？

しのぶ「最終選別の件...取り消した方がいいと私は思いますけど...」

富岡「此奴はまだ自分の力を知らないだけだ取り消す必要は無い」

しのぶ「ですが...富岡さん...」

A『いいんですよ...自分で決めたことですから...』

しのぶ「！Aちゃん起きていたんですね」

A『足音が聞こえたので目が覚めました』

しのぶ「それはうっかりです」

てへっと頭を軽く叩く

富岡さんは無言だ多分私が起きていたこと...分かっていたんだろうなぁ...

どこまでも読めない人だ

A『で？...なんですかこの状況』

2人が両サイドに座って私を見つめる

しのぶ「そうですね～Aちゃんが寝るまでここに居ようかと～」

A『いや...無理ですよ...明らかに』

しのぶ「そうですか～？どう思います富岡さん」

いや...富岡さんに振っても無理ですよ

富岡「俺には分からん」

ですよね～いつもの事ながらそう来ると思ってました

A『私...いつ熱が下がりますか？』

しのぶ「そうですね～2日か3日くらいだと思いますよ～？」

A『鍛錬がしたい...』

富岡「.....目が覚めたら...........やる」

A『え？』

目が覚めたらやる？怖くないですか富岡さん！？

富岡「目が覚めたら...鍛錬付き合ってやる」

？.......！
A『ほんとですか富岡さん！？』

富岡「俺は嘘はつかない」

A『やった！これなら体力もつく私！もう寝ます！』←いちよう病人

しのぶ「随分の気に入られてますね富岡さん」

富岡「さぁーな...」

富岡さんは視線を外に向けた

Aはぐっすり眠っている

最終選別...受かるといいな