【おそ松さん】笑わせてみせるから！(一松)

▼episode.10▼ ページ12

〜in楽屋〜









バタン！









にゃー「ルナー扉は静かに開けてよー」






『えへへ、ごめんごめん









にゃーちゃん、紹介したい人がいるんだ』






にゃー「どうしたの？急に……









！？」







あー…
アポ入れてほうがよかったなーとか思いつつ









不機嫌な一松君の背中を押して








『松野一松君、友達(｀・∀・´)』








一松「………」









ジトッとこちらを見る一松君…







あー…殺されるかも←














にゃー「拾った場所に返してきなさい」









『いや、拾ってないよ？友達だって』






にゃー「はぁ〜……マネージャーに伝えとくね


私は橋本にゃーよろしくね


松野一松さん」






そう言って楽屋を出てったにゃーちゃん。









一松「………」








近くにあったソファーをみて固まる一松君









『可愛いでしょ、この前拾ってきたんだ」









灰色のぼさぼさな毛並みにねむたそうに目開けてる猫






うん、一松に似てるね ←









一松「ここで…飼うの？」







流石猫様…








あの一松君をこんな顔にさせるなんて





本当に猫好きだなー









『んー飼いたいけど飼うなら家で飼おうかな…』






一松「へぇ…名前は？」









『んー…まだ決めてないの』








一松君はどこから取り出したのか猫じゃらしで遊んでた。






いいなー






今度私も持ってこよう。









一松「……」






あ、幸せそうな顔してる







一松君でも、こんな顔するんだー…


はやく笑わせてみよう。





『んー…そうだ！




名前はねー…









イチにしよう』








一松「…猫なのに？」







『一松君に似てるからそこから一をとってイチ』









一松「…何それ」









そう言いながらも
優しい目で見る一松君に
胸がぎゅーとなったのは
また別の話……

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