元eight × 現JW がーる！＊1＊

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「ちょっ、と！
みんな顔上げてーやっ、


その気持ちは嬉しいけど

契約はあと1年やし

中途半端に辞めなアカンかったらっ....」






渋「アホ。辞めさすわけないやろ。」




後ろでずっと黙ってたすば るが口を開く。





渋「なに逃げてんねん。

契約なんかいくらでも変えていけるやろ。
なにを今更、型にハマっとんねん。

俺らと常識ぶっ壊してきたんちゃうんか？」






ーーーーードクンッ






渋「コイツらがどんな気持ちで頭下げてると思ってんねん。


Aは、

俺らにとっても、コイツらにとっても居らなアカン存在や。


Aは、お前はどうやねん。

" ココ " はそんな簡単に捨てれるほど軽いもんか？


アメリカ行ってもなんも出来んかったんは、
" そういうこと " なんちゃうんか。」





照「、、、すば るくん」





すば るの言う通り。


あたしは、みんなが居らんかったら
自分らしく笑うことすら出来んかった。





あたしの答えは＿＿＿＿。







---pipipipipi



話そうとした時に限って、タイミング悪くなる携帯。


でも、その相手をみて

タイミングが良かったと思い直した。






「もしもし、」




ジャ「A？ついた？」




「はい。」




ジャ「ふふ(笑)

みんないるんでしょ？




さあ、

Aの答え、聞こうか。」






全てを悟っている社長には一生敵わへん。




きっと、みんなも電話の相手が社長であることはわかっているんやろう。




あたしの顔をジッと見つめていた。






「ジャニーさん。



あたし、ずっとココに居たいです。


大事な仲間とテッペン目指したい。


7人と一緒に、デビューさせてください」






目の前のみんなに向かって今度はあたしが頭を下げた。






ジャ「この1年は大変だよ？

最後の年と、最初の年になるんだから。」





「っはい」





ジャ「8人のデビューを認めよう。

精一杯、頑張りなさい。」







望「A、顔あげて...？」





泣きそうな顔の望。





「8人で、


デビュー出来るってっ」




「「「「「 よっしゃーー！！！」」」」」





電話を切ることすら忘れて、あたし達は抱き締めあった。





ジャニーズWESTが8人になった瞬間やった。

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