▼ いよいよ、 ページ29
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いよいよ、今日は卒業式。
淳太の知り合いのおかげでAも新しいお家を決めれたみたいやねんけど、まだ何処に決めたのか俺は教えてもらえてなくて。
重「なぁ！淳太！どこなん！？」
淳「、今日卒業式終わったら行くんやろ？
それでわかるからええやん。朝から騒ぐな」
重「なんで淳太が知っとって彼氏の俺が知らんねん...」
なんやかんやAはお家の契約やバイト、少しずつ新しいお家に家具を送ったりしてて忙しくしていた。
俺も俺で、短期のバイトをしたりしてて。
ほんまにあっという間に卒業式当日を迎えた感じ。
望は俺らの代わりに神ちゃんや流星に構ってもらってたみたいで、そんなにワガママも言わんかったし。
なーんか、このままあっさり高校生が終わってしまうんやと、今更やけどちょっと寂しくなってきた。
淳「ほら、A迎えにいくんやろ？」
重「...淳太。」
淳「なにぃ？」
重「....。
勉強、教えてくれてありがとう。」
玄関先で、ポロっと言ってみれば
ムカつくほど綺麗な顔で淳太は笑ってて。
淳「ふふっ。
大毅が頑張るんはこれからやろ？
A、支えたらなな。」
さらっと、手際良く俺のネクタイを直して
いってこい、と背中を押してくれた。
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「しげおかくーん！」
重「おはようー」
望「しげぇー！！！」
ーーボフッ
重「っ、ぉぅ、、」
望「しげ！おでめとー！」
重「おめでとう、な？」
望「おでめとーー！」
重「はいはい。ありがとう。」
望「Aも！」
「うん、ありがとう！」
丸「さ！Aちゃん、いってらっしゃい！
あとで見に行くからな！」
丸山くんと望、他の子達にも見送られながら
俺らは最後の登校をする。
.
クラスに集まる時間よりも、少し早めに学校に向かった俺ら。
それは、Aからのリクエストで。
「ケーコちゃーん、！」
卒業式前にも関わらず
��最後の��動物小屋のお世話をするためやった。
重「ケーコちゃんもおめでとう言うてるわ」
「うふふっ、！ありがとうございます！」
ピョン吉くーん！と、隣のウサギ小屋も覗いていて
あの子ピョン吉やったんやと今更知って、自然と笑いがこみ上げてくる。
「みんな、元気でね」
重「大学も近いし。また来よな？」
「、うん！」
温室にも寄って一通りお世話が終わると、高校生活でなくてはならなかった��あの場所��へと足を進めた。
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アップルパイ - とても心の温かくなるお話でした！みんなの幸せを願います。ありがとうございました！（続編希望！） (2019年3月20日 19時) (
レス) id: ae68382578 (このIDを非表示/違反報告)
あつ(プロフ) - 昨日、最後まで読み終わりました。望くんと主人公の所で凄く涙ぐんでしまいましたし、心がほんわかする作品でした。 現実にこんなカップルが居たら、こっちまで暖かくなるような、そう思わせてくれる作品でした。落ち着いたらもう一度読み返そうかなと思いました (2017年11月27日 22時) (レス) id: 23b47d179f (このIDを非表示/違反報告)
ぱんつ(プロフ) - 改めてこの作品を読み返すと今までで1番感動し、大好きな作品だなぁって思いました！続編希望してもいいですか？いや、続編お願いします！ (2017年8月20日 18時) (レス) id: c94e2526a7 (このIDを非表示/違反報告)
しげころりん - めっちゃ泣いてました（涙）ほんまに感動しました（涙）泣きすぎて家族に引かれちゃいましたwwこれからも頑張ってくださいね！応援しています！ (2017年8月5日 23時) (レス) id: 662c0e1ebb (このIDを非表示/違反報告)
し げ も ん ち - もうずっと泣いてました！感動作をありがとうございました！！ (2017年7月25日 4時) (レス) id: 2bde66781f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：＊ ゆき ＊
| 作成日時：2017年2月9日 22時
