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story… ページ38
次の日
奏side
山「皆。来週からAが
手術と入院なのでメッセージ書いて
励ましましょう！」
((喋ったことないし。笑))
((あの子クラスと関わろうとしなかったし笑))
お前らがのけもの扱いしてたんだろうが
「せんせぇー。必ずAちゃんにぃ
書かなきゃダメですかぁ？
ほとんど喋ったことないしー。
千香書きたくなぁい」
この声ほんと鼻につく。
「どっちでもいいよ。俺もよく分かんないし」
担任まで...
ﾊﾞﾝｯ
大昇？
「てめぇらさっきから話聞いてりゃさ
Aをのけもの扱いしやがって！
てめぇらがのけもの扱いしてたんやろが！
あいつは...あいつは！小さい頃から
家族に愛されなくて...！
ずっと苦しんでたんだよ！
お父さんとお兄ちゃん死んで
母親はいつも居なくて一人ぼっちで！
学校ではお前らみたいなのに
邪魔者扱いされて！
一人でずっとずっと苦しみ続けてた！
でも未稀や嶺蘭とかダンス部の皆に
出会ってからあいつ変わったんだ！
前より明るくなったんだよ！
担任まで見放してどうすんだよ！
お前らあいつの何を知ってんだよ！
お願いだからこれ以上
あいつを傷つけないでほしい...」
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作者名：のぐちゃあ | 作成日時：2017年4月30日 12時
