明日も明後日も…君を

気になる ページ10

希side



どーもっ！希ですっ！





Aちゃんの制服は超有名な元々入りたかったお嬢様高校






でも、苦しそう。


『いやだ…』




何が嫌なの？






壱馬｢希ちゃん、よろしく。｣




希｢あぁ、うん。｣





壱馬くんが学校に行って、私とAちゃんが二人きりになった






希｢Aちゃんは苗字なんて言うの？｣





『春樹です』





希｢春樹…？あぁ、近所の春樹財閥の｣






春樹かぁ…




苦しそう






希｢私は坂東だよ。｣




『そうなんですね。あの、』




希｢タメ口でいいよ。Aちゃん、壱馬くんと同級生でしょ？｣





頷いている。





希｢なんか欲しいものある？｣



『ない。』






ここに頓服あるかな。





啓司さんがノックして入ってきた。





啓司｢希ちゃん、Aちゃんとこれ食べて？亜嵐が買ってきたから｣





そう言われ差し出されたのはフルーツがゴロゴロ入ったゼリーが入った袋2つ







啓司｢あと、ちょっといい？｣




そう言われ、扉を閉めて聞いた





啓司｢Aちゃんのこと色々調べたんだけど、あの子の親はAちゃんを売ろうとしているんだ。｣





衝撃だった。





財閥の人間が？






アイツらと同じじゃん。





啓司｢オマケに虐待までしていた。Aちゃんが体調回復したら、服とか買いに行って？お金とかは渡しておくから｣




頷くと、ケンチさんが頓服を持って来た。





ｹﾝﾁ｢これでしょ？｣





希｢はい！ありがとうございます!!｣

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