好きじゃないもん (ページ3)

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出会いページ3

『…今日とか人来ないですね。』

おじさん｢来てくれるのはAちゃんだけだよ。こんな紅茶専門店に来てくれるなんて感謝でしかないよ？｣

あ、そう言えば言ってなかったね。

おじさんの名前は澤田修好さん。

まぁ、すごくいい人。

するとドアが引かれ、鈴が店内に響いた。

？｢修好さん｣

目の前にいたのはモデル？みたいな美形だった

急いで、イヤホンを付けた。

何を言っているのか分からないけど、ペコペコしている

イヤホンを外すとお礼を言われた。

？｢ありがとうございました。このイヤリング、大切だったので助かりました。｣

見たことない顔…

ただ、声は聞いたことある…

THE RAMPAGEの低音…

『あの、』

もしかしたら…

『THE RAMPAGEの低音の人ですよね。』

おじさん｢…かずまくん、合ってる？｣

？｢そうですね。自己紹介しておきます。THE RAMPAGE ボーカルの川村壱馬です。｣

やっぱり。

名前は分からなかったけど、

『いっつも聞いてます。』

そう言うと、見つめてきた。

そして、優しく微笑み耳を指さした。

『へっ？！』

壱馬｢そのイヤリング、同じですね。プレゼントですか？｣

『これは自分で買いました。』

川村さんは目の前に座り、コーヒーを頼んだ。

『あの、なんで？』

壱馬｢ここ、特等席だから？｣

『…別に構わないです。川村さんがここに座っていて、私が来た時もそう言いますね。』

もう二度と会いたくない