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璃陸 ページ13

陸side




壱馬から璃ちゃんに代わってってお願いされたから渡したが電話が代わって、二言目で泣き始めた璃ちゃん








…なんで?








内容を聞いてもなんと言えばいいか分からない。








だから、あえて聞かない。







電話を切って、その場に立っていることが出来ずにその場に蹲り泣き出した。






璃「A…っ」







必死に話していた女の子の名前を呼ぶ。








璃「好きだよっ…Aっ…」






もしかして…







この子、女の子と付き合っていたの?







そういう世界があるのは知っていた。でも、まさか近くにあるとは思えなかった。





陸「璃ちゃ…」




璃ちゃんのこと受け入れることが出来ない…






そんなの良くない。








同じボーカルで、アドバイスし合っている子なのに…







受け入れることが大切なんだ。自分のペースでゆっくりと…、








陸「璃ちゃん、焼肉食べに行こ?失恋直後は焼肉とかカラオケ一緒に行こ!」






やや、強引に立たせた時






璃「優しすぎるやろ…」






そう小声で聞こえた。







あ、嫌な予感。






璃「なら、陸さんの奢りですね!」





ほらね?!





陸「ワカリマシタ」







真っ赤になった目で微笑まないでよ。





ちょっと、怖い←

リップ→←恋



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作者名:美波希 | 作成日時:2019年9月1日 17時

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