年下 ページ7
『…』
また着いてくるのか
樹「…ちょっと寄り道しようか」
寄り道…?
そして、寄ったところは会員制のバーだった。
『ここは?』
樹「んー?高校の同級生が経営しているんだよ」
すると出てきたのは
『え?!しょへ?!』
翔平「え?!土方ちゃん?!」
えー!翔平は私の弟の同級生
『なんでいるの?!ってか、久しぶりっ…わっ』
樹が後ろから抱きしめて、何故か翔平を睨んでいた。
翔平「おいっ!藤原樹っ!離れろ〜!!」
なんか、2人見ていると…
『保育園児みたい…』
樹「は?翔平は有り得るけど、保育園児だったらこんなこと出来ると思う?」
すると指で、唇の輪郭をなぞり…
キスをしてきた。
しかも深い
『んんっ…』
舌を絡ませて…弟の同級生の前でこんな姿を見せるなんて…
気が付くと立てなくなって膝から崩れ落ちていた。
翔平「…俺、見てはいけないものを見てしまった…」
樹「そーいう関係だから。」
…え、これ、私が1番恥ずかしいやつじゃない?
翔平「ってか、お2人。俺の店来たならお酒飲んで帰って」
そうだよねー
樹「Aって、酒は強いよね?」
『いや、人並み。』
翔平「Aさんの弟はめっちゃ強い」
うん、そうなのよ。
私の弟、酒がめっちゃ強い。
ちなみに名前は晴人
『晴人は化け物。』
翔平「晴人はやばいっすもんね。」
『翔平も晴人と飲むの?』
翔平「いや、いっつも付き合わされるんで…本当に次会ったら、スピリタスでも飲ませてもいいすか?」
『あー、いいよ。』
樹「そんなに弟さん、酒強いの?」
『うん。馬鹿みたいに』
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作者名:美波希 | 作成日時:2018年12月1日 21時