雪なんか、溶けなきゃいいのに (ページ11)

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買い物ページ11

．

今日は仕事がないので、樹のものを買いに行く

一緒に

樹｢A、わざわざごめんね？｣

『んーん。樹、12,000円渡すから下着類買ってきて？』

樹｢うん…｣

え、なんで寂しそうな顔するの？

『樹？』

樹｢ここで13:00に集合ね。｣

『あぁ、うん。』

そう言って別れたが別れない方が良かった。

クラクラする…

気持ち悪い…

人混みが苦手で貧血を起こしやすいのは知ってる。

だからなるべく、人混みに行かないようにしていた。

待ち合わせ場所の25分前…

私の体は悲鳴をあげていた。

ダメ、多分、倒れる…

目の前がチカチカしてきた、気持ち悪い…

近くの椅子に座りたい…

すると手首を握られそのままその人にもたれかかった。

起き上がらないと…

『…っ、すみません』

？｢動かないで。持ち上げるから｣

されるがままになってる。

『いつき…』

？｢どうした？｣

いつきだ…

樹｢すみません！体調不良になった人がいて…｣

そのまま、ベットに寝させられた。

『気持ち悪い…』

樹｢吐きそう？｣

『んーん……』

樹｢帰りのバス…大丈夫かな｣

樹｢俺は買い物終わったから、裏口からバス停に向かおうか。｣

気が付くと意識はとうに無くなっていた。

目が覚めた時は病院。

病院のいつも担当して下さる岩先生こと岩田剛典さん

剛典｢Aちゃん。大丈夫？｣

『はい…』

そう言えば樹は？