女子からのアプローチ ページ4
?「あ!あの!」
『ん?』
近くに来たのは少し身長の高い女の子。
『どうしたんですか?』
?「あのさ、仲良くなりたいなぁ〜って…」
友達?
マジで?
『あぁ、俺から言えばよかったね。よろしく。』
手を差し出すと強く握られた手。
?「わっ、私!藤井夏恋って言います!Aくんって呼んでも…」
…あれ、これは男だと思われてる?
『いや、呼び捨てでいいよ。俺…』
夏恋「えぇっ?!そんなこと…おこがましいです!」
『おこがましいとかそんなのないよ?
気にしなくていいから。』
ってか、多分性格勘違いしてる。
『…俺、女だし。』
夏恋「えぇっ?!」
『本当に。ちょっと、手失礼するね。』
そう言って、夏恋ちゃんの手を掴んで自分の胸に手を持ってきた。
夏恋「ほんと…だ。」
なんか、裏切った感じがする。
『ごめん。』
夏恋「じゃあ、Aって呼ぶね!よし、連絡先交換しよ!」
お、仲良くしてくれるんだ。
『ありがとう。じゃあ、俺は夏恋って呼んでもいい?』
夏恋「是非!そう呼んで!やばぁい…嬉しい…」
…可愛いな。
彼女の頭を優しく撫でて玄関に向かった。
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みー - これから楽しみです!更新頑張ってください! (2021年1月25日 16時) (レス) id: eb7449c30b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:美波希 | 作成日時:2021年1月18日 21時