陣×希 ページ9
陣side
希「陣くん、なにこれ。」
陣「せやな。」
2人で正座しながら今日届いたダンボールを眺めた。
陣「爆弾??」
希「いや、それは警察行き」
2人で、見つめあっているけど何かわからない
ホンマになんなん?
ダンボールを開けると現れたのは綺麗な薄紫色の浴衣と白色の浴衣
希「なにこれ…すごい綺麗…っ!」
目を輝かせながら浴衣を見ている。
陣「手紙入っとる。」
そこに書かれていたのは
-親愛なる2人へ
幸せになってね
夢の支配人 富樫美央-
これって…
希「美央さん…」
陣「でも何で、美央さんが?」
希は電話を掛けて
希「え?そういうこと?!」
そう言って電話を切って
希「私が酔った勢いで言った一言覚えてたらしい…」
陣「何を言ったん?」
希「彼氏が出来たら浴衣デートしたいって」
彼女と付き合ったのは去年の冬
美央さんにちゃんと報告したんや…
希「ねぇ、陣くん?」
陣「ん?」
希「今度、2人でこの浴衣着てデートしよ!」
…可愛すぎた。
陣「おう。もちろん。」
何となく希の唇にキスをした。
本当に好きやわ。
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作者名:美波希 | 作成日時:2020年9月5日 8時