利樹×希×堀夏 ページ40
利樹side
僕は学校の先生に恋してる。
希「今回、製作していただくのは裏付きジャケットです。」
綺麗な髪、綺麗な横顔、白衣が良く似合う
利樹「先生」
希「あ、松井くん(笑)
どうしたの?」
利樹「検定合格したら僕、四冠王になる」
希「そうだね(笑)松井くんだけだよ、このクラスだと。」
綺麗な顔に引き寄せられるように近付くといきなり、被服室のドアが空いた。
堀夏「あ、希先生」
希「どうしたんですか?堀先生」
堀夏「松井、ちょっとゴメンね。あのさ、授業でファッションで布の種類とかを教えるんだけど原本とかあったりする?」
なんか、お似合いだな。
希「ちょっと待ってね。準備室から取ってくる。」
そう言って被服室を出た。
堀夏「松井、なんの話してた?」
利樹「えっと…四冠王の話で…」
堀夏「距離感、おかしかったからもう少し距離とか保て。」
ちょっと怖いけど
利樹「僕、子供なんで純粋に好きな人に近づきたいんです」
宣戦布告だ。
希「お待たせ〜。なっちゃん、松井くん何の話してたの?」
堀夏「んー、秘密。」
利樹「僕が先生のこと好きって話」
そう言うと笑顔で
希「えー、嬉しい(笑)」
なんて言う
可愛いから本当に
付き合いたい
堀夏「ありがと。」
そう言ってサラッと希先生の頭を撫でて出て行った。
希先生は顔が赤かった…
何で、こんなこと気付いちゃうんだろ。
利樹「先生、俺が四冠王取ったら結婚して」
希「何言ってるの(笑)」
利樹「俺、本気だから」
17人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:美波希 | 作成日時:2020年9月5日 8時