涼太×希 ページ38
涼太side
希「…」
白く細い手。
涼太「希、綺麗だよ」
透き通るような瞳に吸い込まれて、そのまま口付けをした。
多少震えてる。
涼太「緊張してるの?
そこも可愛いなぁ」
彼女の頭を撫でると目を逸らした
なんで嫌がるの?
涼太「俺、希のことめっちゃ好きだわ。」
そんなことを言っても睨んで終わり。
するとゆっくり開いた口
希「こんなこと…許されるとでも思ってるんですか?」
気の強い彼女はいつ見ても綺麗だ
希「どうなのか答えなさいよ!」
涼太「悪い?まぁ、多少は思ってるよ。多少は。」
容赦なく飛んでくる殴り。
ただ、俺も男だからかなり…
避けることなんか容易いことなんだよね〜
彼女の腕に手錠を掛け、逃げれないようにしてみた。
希「なんでこんなことするんですか?恨みですか?」
涼太「恨みなんてないよ。ただ、俺は希が好きなだけ。」
好きだからアイツから奪ったそれだけ。
希「やめて、名前呼ばないでっ!」
涼太「なんでそんなこと言うの?」
希「北ちゃんっ!助けてっ…北ちゃっ!」
なんで学習しねぇんだよ!
近くにあった物で思いっきり彼女の頭を殴った時、罪悪感もあったが…
それよりもトキメキの方が勝ってしまった
涼太「俺はずっーと…希のことが好きだったから」
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作者名:美波希 | 作成日時:2020年9月5日 8時