自己満小説2 (ページ35)

今日:18 hit、昨日:0 hit、合計:5,267 hit

蓮×希ページ35

プリ小説の｢先輩のくせに｣のやつ

希side

見つめた先にはあの先輩

何で一々、視界に入ってくんの？

希｢…はぁ｣

蓮｢ここって何？｣

あ、教えてる途中だった。

希｢えっと…あ、現文か！えっと夏目漱石のあれか!!｣

そこに書かれていたのはI Love You

希｢これは｢月が綺麗ですね｣って訳されたんです。｣

蓮｢それは知ってる｣

希｢それに対しての返しは｣

蓮｢なんだ？｣

希｢教えても無駄なので教えない。｣

すると、ほっぺを掴まれた。

希｢ん？｣

蓮｢月が綺麗ですね｣

…これはどっちの意味？

私の答えは…

希｢ずっと一緒に月を見ていましょう｣

これが私の返し。

お馬鹿な先輩は分からないよね

蓮｢帰ろっか。もう、遅いし｣

手を差し出すと彼は強く抱き締めて

蓮｢後で、返事聞かせて。｣

返事聞かせて。って…

希｢もう言ってますよ。｣

蓮｢俺、言ってくれないと分からない｣

だからなの。

希｢教えないです。先輩が第1志望の大学に入学するまでは｣