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陸×希 ページ22

希side




口紅を塗って、部屋を出る。





私はこの人と付き合うことはないだろう






だって私と彼は…









風 俗 嬢と客の関係








希「今日も楽しかったです」



陸「誰にでも言ってるくせに(笑)」





だよね…そう言うよね






希「青山さんだけのデ リヘルになりたい…」






そう言うと赤リップを塗ったばかりの唇にキスをした








深いキス






私は彼に抱かれるのも話しかけられるのも大好き








希「んッ…あっ…はぁっ…」







青山さんの首に腕を回すとまた、ベッドに連れて行かれる。





陸「なら、俺が買ってやるよ。」






そう言って、もう一度身体を重ねた








希「青山さんって、ウィスキー飲まれます?」




陸「何でそう思うの。」





希「キスするとウィスキーの味がするからです」





そう聞くと頬を触りもう一度キスをした。






陸「正解。もうちょっと近付いて。」





身体をくっつけると筋肉質の腕に包まれた。





希「暖かいです」





陸「次のお客さんは?」




希「あと、2時間後」





陸「もう行くなよ。俺が養うから。」




でも…






希「そんなのダメです」





陸「何で?」




希「私には借金があるから」



青山さんに借金を背負わせる訳にはっ…





陸「俺、手に入れたいものは確実に手に入れたいんだよ。」

涼太×希→←健太×希



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作者名:美波希 | 作成日時:2020年9月5日 8時

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