プラネタリウム ページ16
家に着くなり、
目隠しをさせる川村さん。
ストッキングのせいで転びそうなの。
川村さんは耳元で
壱馬｢俺が支えるから。｣
そう言った。
そして、腰を引き寄せゆっくり歩く。
そして、ソファに座らせて目隠しを外した。
『あっ…』
目の前には星がいくつも輝いていた。
壱馬｢プラネタリウム。初めて使ったんだけど、どう？｣
綺麗でなんて声に出せばいいか分からない。
『ありがとう』
壱馬｢気に入ってくれた？｣
『うん』
ここ人はこんな拾った女のためにどれだけの時間とどれだけのおカネを使ったのかが分からない。
こんなに彼に尽くされると不安になる。
『あの。』
壱馬｢ん？｣
私は川村さんの唇を優しく奪った。
『すみません…』
壱馬｢Aって、すごい大胆やな｣
そして、夜会巻きを解き
私を押し倒した。
壱馬｢俺だって、男なんだよ。理性崩壊するから…｣
顔にかか息で顔が赤くなる。
どうしよ…どうしてもこの人には勝てない。
壱馬｢選択肢、選んで。
このまま、俺の欲求に飲まれるか
Aの欲求に俺が飲まれるか
どっちか選べ。｣
もし、同じ欲求だったら？
『川村さんの欲求は何？』
壱馬｢Aをめちゃくちゃにさせたい｣
耳元で言わないで…
さっきもだけど、耳弱いの。
私の欲求は｢貴方が充たされるならそれでいい｣なの。
どうしよ。もし許したら、また罠にハマって行くの？
どうしよう、捨てられたくない。
何で？
生活？違う…彼に依存しそうな程、好きなんだ。
そんなことを伝えたら引かれる…
壱馬｢どっちにする？｣
妖艶に微笑む川村さんは優しい目をしたオオカミ
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ひな(プロフ) - はじめまして！このお話、大好きです！あの、最新話のラストの言葉って、壱馬くんに言ってるんですよね？だとしたら、壱馬くんは男なので、「貴女」じゃなくて、「貴方」だと思うんですけど… (2020年4月4日 4時) (
レス) id: 1700360fa8 (このIDを非表示/違反報告)
美波璃希(プロフ) - senachanさん» すっごい嬉しいです！ありがとうございます！ (2020年3月21日 18時) (レス) id: 56e0b0ff5c (このIDを非表示/違反報告)
senachan(プロフ) - もう、、ヤバいです。この小説面白いです！更新頑張って下さい！！ (2020年3月21日 18時) (レス) id: 27ad05f2bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美波希
| 作成日時：2020年2月18日 7時
