中村海人 × 彼女 ページ46
海人「それでね？ハナったらさぁ〜」
「そうですか、中村さん手も動かしてくださいね」
海人「え？...うわぁぁ！」
「だから言ったのに...」
都内にある小さなカフェ
ケーキが可愛くて美味しいと少しだけ人気のあるこのお店の厨房でのお話
海人「Aちゃんは？好きな人いないの？」
ゆるーい空気を身にまとう彼は先輩の中村海人さん
ここの店のケーキはだいたい彼が作ってたりする
見た目と同様中身もゆるくてうっかりさん
私がここに来た時から常に隣にいてくれたのは中村さんで私に向けられる笑顔にいつのまにか惚れていた
「好きな人ですか？中村さん嫌味ですよね？」
笑って返せば えへへ なんて言って彼は彼女のことを考えるんだ
3週間前のことだった
新作ケーキを作るために深夜2人で厨房にいた時
15分ほど中村さんが抜けた時があった
スマホ片手に急いで出てった中村さんは戻ってきた時にはなんだか雰囲気が違った
その時、私の恋は終わったんだ
"俺、彼女できた"
心でたくさん泣いた、でも彼には笑顔を向けた
"よかったですね"
それからというものの中村さんの口からはハナさんと言う彼女の話ばかりで私の心はボロボロだった
海人「Aちゃんこそ手動かして〜
ほらほら今日は新作作るまで帰れないよ？」
「...はい」
海人「んーもうなんて顔してるの！
可愛いんだから笑って笑って！すまーいる！」
中村さんに両頬をひっぱられ強制スマイル
彼女がいながらほかの女にこんなことするなんて彼の神経どうかしてる
期待させるようなことしないでください
少しイラついた私は中村さんの鼻に生クリームをつけた
海人「ちょっと〜なにするの〜」
店長「閉店作業は終わったからあとはよろしくな
新作、楽しみにしてるぞ？」
海人「ふぇ？...店長！お疲れ様です！」
「あ、お疲れ様です」
店長「中村、生クリームついてるぞ？
お前は...ほっぺが伸びてるぞ？笑」
「ちょっと店長笑わないでくださいよ〜」
海人「可愛いですよね？」
店長「ふざけるのも程々にな？笑
じゃあお疲れ」
・
海人「まったくもう〜」
カシャカシャと調理器具がぶつかる音がただ響く
「...中村さん」
海人「ん〜？」
「私中村さんのこと、好きでした」
next...
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 101人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぽっぷきゃんでぃー(プロフ) - そのこさん» こちらこそありがとうございます！！のえるくんは頭いいイメージが強いのでたくさん考えて頑張りました！！ (2018年11月13日 23時) (
レス) id: 3d82ad4b2b (このIDを非表示/違反報告)
そのこ(プロフ) - ありがとうございます！私ものえる君こんな感じに書けたらいいのに…とか思いながら読んじゃいました、(笑) (2018年11月13日 23時) (レス) id: 29df538dfd (このIDを非表示/違反報告)
ぽっぷきゃんでぃー(プロフ) - そのこさん» リクエストありがとうございます！ツボにハマって頂き嬉しいです！リクエスト承りました、 (2018年11月9日 22時) (レス) id: 3d82ad4b2b (このIDを非表示/違反報告)
そのこ(プロフ) - 前に岩本くんの話をリクエストした者です、あの話個人的ツボです。(笑)味をしめまして。Travis Japanから川島如恵留くんで、年下彼氏みたいなのをお願いしたいです！(アバウトでごめんなさい、如恵留くんの年下彼氏ってあまり見ないので…) (2018年11月9日 20時) (レス) id: 29df538dfd (このIDを非表示/違反報告)
和香(わか)(プロフ) - 凄く細かくてすみません！ (2018年11月9日 17時) (レス) id: d00ba15efc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぽっぷきゃんでぃー | 作成日時：2018年10月5日 1時
