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壱ノ話 ページ1

貴方「……っと」ポチ
―ウィィィィィン
貴方「あったあった、翡翠」
そして、私は翡翠があった部屋を出る
―カチャ
貴方「……」
敵に囲まれている状況になってます
貴方「あ、翡翠貰ったんで、帰ります」
私はローラー靴で廊下を走った
奥の方から「待てぇぇぇ!アメシスト!!」
と、声が聞こえる
貴方「あ、キッド聞こえる?」
キッド「終わったか?」
貴方「うん、貴方が狙ってるものとは違うようだよ」
キッド「わかった、じゃそれはお前にやるよ」
貴方「ありがと」プツッ
貴方「さて、後は君らを蹴散らすだけだ」
私はローブの中から特殊なトランプカードを出した
敵1「トランプ?」
私はそのトランプを相手の方に投げ、逃げた
―バンッバンッバンッ
銃声が聞こえる
貴方「痛ッ」
肩と腕を掠った、私は速度をあげた
貴方「急げ急げ、下手したらぶっ殺される」
―キュイイイイイイイン
貴方「やべぇ音出してんじゃん‪w」
いや、笑ってる場合じゃない、撃ってる!!撃ってきてる!!
貴方「ホント!!飽きないね!!」ビュン
私は投げナイフとトランプを投げた
―グサッ
敵1「ぐぁぁぁぁぁぁあ!!」
うわぁ、急所に当てちゃった、ごめんね
―バンッバンッバンッバンッバンッバンッ!!!!
貴方「さっきよりヤバ!」
―ビッ
貴方「うぐっ……!!」
脚、肩、腕、手を掠った
待て待て待て、血管だぞ!!いっちばん痛いんだぞ!!
貴方「1体30とか無理」
こっちだと分が悪い
私はエレベーターに乗り、ハッキングをした
貴方「いてて、監視カメラも見えなくなったし」
貴方「エレベーターは私が操作しないと開かないようにしてる」
これなら大丈夫だ
―ウィィィィィン
貴方「キッドさん、ちょっとヤバい」
キッド「今そっちに向かってる」
貴方「早めにお願い致します」
キッド「了解」
「あ!アメシストよ!!」「ホントだ!!」
「顔みてみたい!!」
やかましい!!こちとら傷だらけ!!
敵10「いたぞ!!」
―バンッ
貴方「せーのっ!!」
私は高く飛んだ、ローラー閉まってて良かった
「ヾ( 〃∇〃)ツ キャーーーッ♡キッドよー!!」
キッド「アメシスト!!」ギュ
貴方「ほあっ?!」
今年盛大のアホみたいな声出したと思う
キッド「間に合った……大丈夫か?傷」
貴方「結構痛い……」
キッド「帰ったら手当な」
貴方「わかっております」
……快斗っていい匂いする
キッド「おし、帰るぞ」バサッ
キッドはハンググライダーを出し、飛んだ

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作者名:夜宵 | 作成日時:2020年6月6日 16時

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