20話 ページ21
『え、私が……ですか……？』
だって、一昨日はマイキーくんの補佐として事務的なことって……
「そ、今日の仕事は俺の練習に付き合うこと！」
『でも、それは万次郎さんだけのお仕事ですよね……？一昨日は、事務的なことって……』
「そーだけど、気分変わった！ちなみに恋愛映画のヒロイン役ね」
ニコニコしながら言うマイキーくん。
いやいや、さすがにめちゃくちゃすぎる。
いや、うん。
マイキーくんらしいかも……。
それに、幾度マイキーくんにお願いされたって答えはYESorYESだ。
今まで見てきたから私には十分承知の上だ。
『……わかりました。私なりに頑張ってみます』
「やった。それじゃあ早速＿＿＿＿｣
え、何？もう？
急にマイキーくんが私の頬に手を添え、するすると顎の方へ手を走らせる。
そして、顎クイをされる。
徐々に近づく整った顔。
わ、私キスされる！？
練習でこんなことするの？？
やばい、流石にダメなやつだ、
マイキーくんとの距離が0になる直前、私が抵抗しようとした時だった＿＿＿＿
ガチャ
「マイキー入んぞー……って何やってやがる！」
ど、ドラケンくん？！
タイミングのいいドラケンくんの登場によって、私たちは無事引き剥がされた。
助かった……。
「ちょっとケンチン！いい所だったのに」
「良くねぇよ！仕事中に何やってんだよ」
「仕事中だもん。」
プイっとそっぽを向くマイキーくん。
「はぁ？テメェ何ふざけてんだ」
ふふっ、何か昔と変わってないなぁ
ドラケンも元気そうだ。
……って、呑気に思っている場合じゃない。
『あの！私も一緒になってやっていたので……すみません』
一応謝らなきゃ。やっぱりこんなの仕事に入るわけないよね……。
「いや、マイキーが全部悪いから。付き合わせちまって悪かったな」
そう言って、微笑みながら私の頭を撫でてくれた。
でも何だろう、ドラケンくんのこの大切なものを見るような眼差しは。
気のせいか。
「あー！ケンチン抜け駆けすんな！」
抜け駆け……？なんのこと？
「いい大人が子供みたいなこと言うなよ。それに、抜け駆けしてんのはどっちだよ」
「抜け駆けじゃないもん。練習してただけだし」
「お前の場合下心100%だろ」
さっきから2人の会話についていけない私は空気になるしかないらしい。
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れな(プロフ) - めちゃくちゃ好きです、、続きが気になって仕方ないのでお時間ある時にぜひ更新してもらえると嬉しいです！！それと私も全員の落ちみたいです🥺無理せずに頑張ってください*ˊᵕˋ* (2022年12月5日 0時) (
レス) id: 5c55cc0d78 (このIDを非表示/違反報告)
奥山乃愛(プロフ) - 初コメ失礼します！出来たら全員のキャラに愛されたいです！（恋愛的に）あと落ちは出来れば全員落ちみたいなのが見てみたいです！無理せずに頑張ってくださいね！ (2022年10月31日 16時) (レス) @page29 id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
朱雀月夜(プロフ) - この作品大好きなのでまた更新再開してくれるなんてとっても嬉しいです!!楽しみにしてます！ (2022年9月13日 20時) (レス) @page35 id: feded0a453 (このIDを非表示/違反報告)
ねこ(プロフ) - マジで神です！！！！大好きです！！！！これからも頑張ってください！！！！マジで大好きです！！！！ (2022年9月13日 18時) (レス) id: 3f2a380361 (このIDを非表示/違反報告)
ダイソン(プロフ) - ありがとうございます！そう言って貰えてうれしいです！ (2022年9月13日 11時) (レス) @page35 id: 5909262510 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ダイソン | 作成日時：2021年10月15日 16時
