アリスの双子の妹さん！

第6話 ページ7

アズ「…なんだと！？」

あ、待ってこれヤバイぞ。ついにガチでプッツンしちゃった。止めなきゃ。

アズ「ッッッなんたる侮辱！！」

そう言ってアリスは炎の剣を作った。
ちょっと消火しないと。

アズ「魔術が効かぬなら武術でねじ伏せるのみ…！！
八つ裂きにしてくれるッ！！」

入間「ちょッ」

イルマがまたもやするりと避けた。…のだがその先には
別の生徒がいた。とりあえず女の子を避けさせなきゃ。

加速(スピレッド)を使って移動し、女の子を
抱え火を消した。しかしイルマはアリスに抱きかかり…

壁にぶつかるかと思いきやふわりと体が浮き上がった。
そのまま後ろに倒れ煙が上がる。

「ゲホッなんだッ！？」

「どうなった＿＿」



…これは見事な……





ジャーマン・スープレックスだなぁ…













サリ「入学式で禁忌呪文を詠唱しその日の内に
首席の頭をかち割る！特待生入間の大悪行！！」

このジャーマン・スープレックスは瞬く間に新聞に
なった。おもろすぎだろ。

サリ「いやぁ〜流石我が孫！幸先良いねぇ入間くん」

入間「どっどうしようあんな酷いことしちゃって…
あっ謝りに行かなきゃ…」

『着いてってやるぜ…』

入間「えっありがと＿＿」

アリスが扉を勢いよく開きイルマにツカツカと近寄る。

入間「あっアスモデウスく…」

するとアリスはイルマの目の前で跪いた。

アズ「先の決闘…！あれだけ自分に有利な状況での
敗北にもはや文句のつけようもありません！！

加えてこの身を医務室まで運んでくださったとの事
このアスモデウス言葉に出来ぬほど感激致しました！
敗者は勝者に従属するのが悪魔の習わし！よって！！」



「この身全てを捧げ入間様の学園統治に尽力致します！
早速新入生全員を配下に収めましょう！
入間様まずは誰から斬りましょうか！？」

サリ「入間くん！この写真学園HPのトップ画面にしていい！？」

入間「やめてください！！」

『謝る必要なかったね！！』

入間「いや…うーん…」

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