世界最強の双子が魔入って主役になりました3 (ページ46)

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小さな卵たちページ46

入間「まるで…私欲にまみれた危険な悪魔
「元祖返り」とやらの雛の集まりじゃないか」

入間以外誰も喋らなくなる。元祖返りねぇ。
俺らってそういうのに入るのかな。

入間「そんなお前らに「王の教室」は魅力的なはずだ
だってそうだろ？数百年の間閉ざされてきたバビルスの
絶対不可侵領域最高の価値を持つ汚してはならない
魔王の遺物の教室を…

なんの興味もないお前たちが使うんだ
これは楽しいだろう「王の教室」に入りたい奴なんて
ごまんといるだろうなそれに単純に設備がいいってよ」

おかしな形の部屋や仮眠室、鍛錬所に化粧室…
中の備品は相当高く売れ、あと多分モテるらしい。

入間「どうせはみだすなら思いっきり問題児で行こうぜ
まだ説得が必要か？」

ジャ「いや…もう十分だ何を盗りゃいい？」
＿＿＿
その後入間とジャズはサインを貰いに行った。
さて…とりあえずらだおのとこ行くかぁ。

ナナ「らっだお〜らだお〜」

ルル「どこだらだおてんて〜」

rd「…お前らその呼び方やめろって言ったよなぁ？」

呼んだら来た。流石地獄耳の青鬼先生だわ。

ナナ「まあまあそんなことはともかくサインちょーだい」

rd「…嫌だ」

ルル「え〜…ここで断られるとは…」

rd「…じゃあ俺と戦ってお前らが勝ったらサインしてやるよ」

意外な提案が来た。戦うってアスレチックかな。
…あ普通に今からここでやるっぽい。

ナナ「…ジャンケンポン」

ルル「…クッソ負けた…」

ナナ「よろしく〜」

ルルが負けた。乙。

rd「2人で来なくていいのか〜？泣いても知らねぇぞ？」

ルル「…泣くのはどっちかなぁ」

最初に攻撃したのはルル。様子見という感じで
1度殴り込んだ。普通に避けられてて草。

rd「その程度かぁ？」

らだおはルルに素早く蹴り込む。これも当たってない。
てか2人とも当たってない。避けあっている。

ルル「…避けてんじゃねぇよッ」

やっとルルの殴りが先生の足に当たった。
先生の足からバキリと音がする。大丈夫かな。

そして廊下がどんどん崩れてきている。
流石にぶっ壊れるなんてことはないだろう。
一応直しつつ戦いを見守る。すると先生が雷を打った。
それに対抗してルルもついに魔術を使う。

ルル「その気なら…ッ！」

虹色に燃え盛る炎が廊下を一気に包む。普通虹色になんて
ならないと思うがこれもルルの努力の結果である。

…ルルの方が優勢のようだ。先生の顔が笑顔から
歪んでいく。そろそろ止めた方がいいかな。
…あ、ルルが勝った。