世界最強の双子が魔入って主役になりました3 (ページ44)

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俺らに利益ないやん… ページ44

入間「…まあ隔離は納得しましょう
だがそれにしても待遇が悪すぎる」

クララは学校の地図をポケットから出し広げた。

入間「問題児クラスはここ…授業の移動も登校さえ苦労するゴミ捨て場も近いし校舎が古いから寒さも暑さも凌げない」

カル「他に隔離できる教室がないのだから仕方ないだろう」

入間「オイオイあるだろ

『王の教室(ロイヤル・ワン)』を開けろ」

場の空気が一瞬で変わった。…誰が使ってたんだろ。

入間「1年塔も校門も近い何より「王の教室」って格がいい」

先生はケルベロスを出す。威嚇されている気分。
いつも不機嫌顔だから特に怖くないな。

カル「あそこは我が校が誇る名誉教室だ
貴様らごときが使用するなど身の程を知れ」

…みんなも顔が引きつっている。流石にわかるらしい。

入間「ごときねぇ…なら証明しよう俺たちが
「王の教室」を使用するに足る生徒だと

バビルス教員過半数の移動許可書を2週間以内に集める

いかがです？」

それを提案されたあと先生はケルベロスをしま…
しまう…？その後こう言った。

カル「教職員全員の許可書 3日以内…加えて王の遺物に
手出しする以上それ相応のリスクも覚悟して…」

入間「はーい交渉成立約束破るなよ先生粛に」

そういうと入間達は職員室から出ていった。

ロビ「あー約束しちゃった〜」

ダリ「相変わらず面白いですねカルエゴ先生のクラスは！」

ナナ「…俺らどうしたらいいと思います？」

ダリ「さぁ？協力したら使わせてあげなくもないかもね！」

ルル「…え面倒〜」

ナナ「…ハンコ押してよロビン先生」

ロビ「いいよ〜！」

一瞬でハンコが押されてしまった。次はこの先生か。

ルル「ダーリン！ハンコお〜し〜て！」

ダリ「え〜？どうしよっかな〜」

ナナ「…何したら押してくれるんですか？」

ダリ「ん〜そうだね〜…もっと可愛くするとか？」

ナナ「…ねぇダリ先生…ハンコ押してくれない？ダメ？」

とりあえず上目遣いをしてみる。ちょっと声が
甘ったるく聞こえるように魔術かけたけどね。ルルが。

ダリ「…君なんかした？」

ナナ「…何も…ただ私のできる1番のことをやってみただけ…です」

ダリ「…仕方ないなぁ押してあげるよ！」

ルル「うぇ〜い2枚目げっちゅ」

ナナ「流石淫魔ナイス」

入間「ナナ！ルル！早く行くぞ！」

ナナ「先生ばいばーい」

ルル「またね〜」

ダリ「…あの2人やばいですね」

ライ「私が育てましたから！」

ダリ「犯人はあなたですか…」