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ビーストインザビューティ(奏音69) 【海東大樹】 その2 ページ9

??「やぁ、待ってたぞ」

『…、誰?』

「俺だ。門矢士。」

『士?どしてここに?』

「そんなことは良いんだ。お前に渡したい物が

あってな」

『私に渡したいもの?』

「あぁ。そのケース、開けてみろ。」

『うん…。』

『リボルバーと、大量の現金、?』

「あぁ。それを持ってあいつの所へ行くんだ。

まぁ、復讐ってやつだな」

『これで、?』

「そうだ。もう懲り懲りだろ?

その時が来たとき、それを撃て。」

『……。分かった。』


────────────────────


『大樹、部屋入るよ』

「何の用だい?」

『冷たいなぁ笑』

午前0時にドアを開けて

『望みのモノはここにある。』

「……、よく分かってるね笑」

こんなモノで心が買えるなら

容易いぐらいだもの。

「こっちおいで」

『うん!』

愛した人の胸に抱かれて

いつものように優しいキスで

『(今ね。)』

今夜くらいは夢を見ましょう

貴方を忘れぬように─────────。




「っ!!??」

『ナカナイ狗がイイコだなんて、

誰が決めたの?バカにしないで!!!』

「ぐっ……!!がはっ、、!」

飼い殺して 奪うのなら

『受け入れて?私の憤怒を。』

「やっ、やめるんだ……!

その銃を、僕の額から離してくれ、!」

『無理だよ。』

まだ美しい女の顔と

のに放たれた獣の牙で

『私はこーやって生きてやるわ』

無防備な喉元に

噛み付いてあげる─────────────




end

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作者名:Runa | 作成日時:2024年1月13日 20時

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