恋を奏でる、正義のヒーロー。 (ページ3)

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恋愛裁判(40mP) 【ウラタロス】ページ3

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他の女子にいつもナンパをするウラタロス。

だが今回は、あまりにも度を越してしまって…。

それに限界がきたあなたは………

──────────────────────

Oh! No! No! No!

「ちょっと魔が差したんだよ…！」

そう、僕は君だけが全てさ

「ねえ、情状酌量くれないかな…？？」

僕独りじゃ生きてけない

『…。』

Oh! Jesus!

「そんな眼で見ないでよ…」

もう金輪際心入れ替えるよ

ねぇだから執行猶予で

「1度だけ見逃して…？」

計画的な犯行も

このアリバイ工作も

『通用しないから。』

君だけは騙せない

「小手先の手品じゃ…」

No! No! No!

まさに恋愛裁判

「君は僕にどれくらいの罪を問う？」

最終弁論涙の後に

君から告げられた

"『有罪』"

Oh! No! No! No!

最悪の事態だ

『別れよう。』

そう、君にフラれるくらいなら

ねぇ、いっそ君の手で僕を

「暗闇に突き落としてよ…」

Oh! Jesus!

論より証拠だ

「もう、金輪際取り繕わないよ」

ねぇずっと君の監獄に

閉じ込めても良いから…

性格的な問題と

1度だけの過ちで

『……』

君はもう戻らない

「ね？もうしないからさ、」

『何回も聞いてきたから』

口先の弁護じゃもう

許されない

『…。ウラタロス、やっぱり寂しいよ…』

「…、○○ちゃんが居ないと、

僕何もできないなぁ、」

「…、○○ちゃん、どうして来たの？」

『…、なんでも。』

…、どこが完全犯罪？

「君も僕も、同じだけの悲しみを。」

「…」

愛した人

『………、、』

愛された人

『……、』

「鍵、貰うね」

『いつの間に…！』

互いを裁き会う宿命だから──────